甑島・里(鹿児島県薩摩川内市)のクロに再び火が点いた。2月中旬までは急激な水温低下で食い渋っていたものの、下旬から好調を取り戻した。同24日に釣行した時の様子をリポートする。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター松田正記)
大物47.7cm浮上
魚はグイグイ真下に潜り、サオでためる。1㎜もイトを出すことなく、サオを起こすと大型の魚影が見えた。タモに収めたのは47.7cmの大物だった。
そのままペースを掴み、10尾ほど釣り上げた時だった。少し沖にできた潮目で突然サメがジャンプ。海鳥を丸のみし、海中に姿を消した。クロが足元(瀬際)から離れない理由が分かったところで、午前11時に納竿した。
現地のクロは5月ごろまで釣れ続く。場所によってはサメも増えてくるので、瀬際狙いが有効かもしれない。
<松田正記/TSURINEWSライター>