五目タイラバゲームで52cm特大ウッカリカサゴ 海毛虫チューンが的中

五目タイラバゲームで52cm特大ウッカリカサゴ 海毛虫チューンが的中

2月9日、三重県・南伊勢町礫浦の光栄丸(こうえいまる)に乗船。五ケ所湾沖の五目ジギング&タイラバに挑戦した。ジギングは不発に終わったが、海毛虫チューンのタイラバで特大ウッカリカサゴをゲットしたので、その模様をお届けする。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・戸松慶輔)

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光栄丸でジギング&タイラバ

2月9日、五ケ所湾沖の五目ジギング&タイラバへ行こうと、クレイジーオーシャンのスタッフである仲直和さんとともに、三重県・南伊勢町礫浦の光栄丸(こうえいまる)に乗船した。

ジギング&タイラバはほぼ初心者に近い私。今回はタックル一式を仲さんにお借りして、五ケ所湾沖の海へと挑む。

タックルはロッドがオーシャンセンサーLJ-PLUSのベイトモデル、リールはオシアコンクエスト300にPEラインライン1.5号とフラッシュリーダー5号をセット。

五目タイラバゲームで52cm特大ウッカリカサゴ 海毛虫チューンが的中タックル図(作図:週刊つりニュース中部版APC・戸松慶輔)

タイラバでポツポツ

出港から30分ほどで五ケ所湾沖のポイントへと到着。最初はジギングから挑戦しようと、150gのジグでボトムを取り、ワンピッチでシャクっていく。しかし魚の活性はあまり高くないようで、静かなスタートとなった。

魚からの反応が得られないまま時間だけが過ぎていくが、ここで仲さんがタイラバへチェンジ。するとすぐにボトム付近で反応があり、30cm弱のマダイをゲットした。

その後も仲さんはタイラバで、ポツリポツリと30cmクラスのアヤメカサゴやウッカリカサゴを上げていく。

五目タイラバゲームで52cm特大ウッカリカサゴ 海毛虫チューンが的中ぶっちぎりの竿頭だった仲さん(提供:週刊つりニュース中部版APC・戸松慶輔)

好調のタイラバに変更

ここでまだ釣果がない私も、しびれを切らしてタイラバへチェンジ。150gのヘッドにスリムタイプのネクタイを装着。そして同行の仲さんから渡されたのが、アジング用の2.8inchのワーム。海毛虫カーリーという3月発売予定のもので、タイラバのフックにチョン掛けするらしい。

トレーラーと呼ばれる仕掛けで、タイラバのネクタイとの相乗効果でアピール力が増すとのこと。確かに船中ではこのトレーラーの仕掛け、海毛虫チューンと呼ぶらしいのだが、これを施したタイラバを使っている仲さんにだけアタリが集中している。

五目タイラバゲームで52cm特大ウッカリカサゴ 海毛虫チューンが的中フックに施した海毛虫チューン(提供:週刊つりニュース中部版APC・戸松慶輔)

根掛かりからの大物ヒット!

これは信じてみるしかないと、海毛虫をフックに付けて投入。何度かアタリはあるものの、なかなかフッキングに持ち込めない私。さらには根掛かりと思われるトラブルが発生してしまう。イトをつかんで引っ張ると、タイラバが抜けた。

良かった!と思った瞬間、かすかに生命反応が伝わってくるではないか。とっさに緩みを取ってアワせてみると、ロッドがバットまで大きく曲がりながらもじわりと浮いてくる。

下に突っ込むような魚の反応があり、テンションをかけながらじっくりリトリーブする。しかし、生命反応はあるものの、これはなんだか重すぎる。ドラグを緩めに設定していたため、イトを出されては巻き上げての繰り返し。

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