冬の管理釣り場(エリア)を楽しもう 【特徴・道具・ルールを解説】

冬の管理釣り場(エリア)を楽しもう 【特徴・道具・ルールを解説】

冬は管理釣り場でトラウトを狙うエリアフィッシングのシーズン。今回はエリアフィッシングを楽しむための道具の基礎について説明したい。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター福岡崇史)

福岡崇史

1985年生まれの会社員。釣り好きが高じて大学・大学院で生物地理を研究。アジングやライトゲームが得意。

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ルアー&フライ トラウト

管理釣り場でのマス釣り

厳冬期に入ると多くの魚は活性が下がるが、冷水を好むマス類はむしろシーズンに入ったと言える。マスの管理釣り場(以下、エリア)は、全国各地に点在している。中でも関東地方や東北などの冷涼な高地は有名で、筆者の居住する関西圏でも多くの管理釣り場が存在する。近年はトーナメント形式の試合も行われるほどで、ゲーム性が高い冬の釣りもの一つとなっている。

関西圏のエリア

関西圏も和歌山県を除く府県の山間部を中心におのおの5~6か所点在しており、止水(ポンド)形式のエリアや自然河川を利用した形式のエリアなど、変化に富んだ組合せで楽しませてくれる。

関西圏のエリアでは主にニジマスを中心としてブラウントラウトやアマゴ、イワナといった魚種が放流されていることが多い。エリア自体の歴史からみても関東圏の方が盛んであり、同じニジマスでも大きく成長するドナルドソンやコーホーサーモン(銀鮭)、タイガートラウト(ブラウン×イワナのハイブリッド)など様々な魚種が放流されている。

ルール(レギュレーション)

エリアには自然渓流の釣り場と異なり釣りをする上でのルール(レギュレーション)が定められていることも特徴である。以下の表は主なレギュレーションをまとめたものである。

冬の管理釣り場(エリア)を楽しもう 【特徴・道具・ルールを解説】管理釣り場の主なレギュレーション(作図:TSURINEWSライター福岡崇史)

まず、フックに関しては自然渓流と異なりリリースすることが前提の場所が大半のため、バーブレスフックのシングルのみの使用が前提となる。場所によってはダブルも可であるがダメージを少なくするためのルールである。

これに伴い、持ち帰りできる尾数も制限されており、多くの場所では5匹までや2時間券や3時間券では3匹までになっているところが多い。また、釣りやすいカラーフックや魚卵をイメージしたエッグフライ、水質に影響を及ぼす可能性があるワームや集魚剤も禁止されていることが多い。

ロッド

エリアフィッシング用の専用タックルの特徴として、掛けていく釣りよりも乗せる釣りに主眼が置かれているものが多く、先調子のファーストテーパーより胴調子のスローテーパーのロッドが割合として多い。

使用するルアーも1g程度のスプーンや5g程度のプラグが中心となるため、重さで投げるよりロッドのバネを利用して投げる方が飛距離も出るという点において理にかなっていると思われる。

流用できるロッドではライトソルトのメバリングロッドやアジングロッドと共通する部分が多く、専用ロッドを買うよりこれらを使ってエントリーしてみてから購入を検討してもいいと思う。

リール

リールも同様にライトソルトと兼用できる1000~2000番程度の小型のスピニングリールや、最近ではバス釣りのベイトフィネス用のベイトリールまで使用されている。

ただし、エリアフィッシングでは細いイトで大きいマスを相手にすることも多いので、ドラグがしっかり効き、かつスローな巻き取りも可能なパワーギアタイプを選ぶと失敗することが少ない。

冬の管理釣り場(エリア)を楽しもう 【特徴・道具・ルールを解説】リールとライン(提供:TSURINEWSライター福岡崇史)

ライン

ラインに関してはナイロン、フロロカーボン、PE、エステル等々専用のものが販売されているが、初めてのエリアフィッシングにはトラブルの少ないナイロンラインがおすすめだ。

大型のマスを狙う場合やプラグを多用する場合はPEライン+フロロカーボンリーダーのセットにするなどシチュエーションやタックルのセッティングに応じて変更できるように、かえスプールを持ち合わせるなどしてもいいだろう。ラインの特徴は以下の表にまとめてみたので参考にしていただきたい。

冬の管理釣り場(エリア)を楽しもう 【特徴・道具・ルールを解説】ラインの種類とおおよその特徴(作図:TSURINEWSライター福岡崇史)

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