水温も安定して落ち、いよいよ寒グレシーズン到来。山口県蓋井島へ瀬渡し船を利用して釣行してきた様子をレポートする。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター檜垣修平)
黒潮丸で蓋井島へ
蓋井島は山口県吉見から西へ6kmほどの沖に浮かぶ山口県最西端の島。島のほとんどを樹木が覆っており、周囲はすべて磯場で形成されているためフェリーではなく瀬渡し船を利用して磯に上陸。
今回は吉見港より出船する黒潮丸にお世話になった。船が大きく多少のうねりでも平気だ。乗船前と瀬がわりの時に手の消毒がルールとなっているので注意。
当日の状況とエサ&タックル
1月9 日(日)は小潮で最干潮が8時30分。朝の5時便と10時便があるが、体調管理の兼ね合いから10時便を選択した。
エサ&タックル
まきエサは集魚材2袋にオキアミ2kg。追加分としてパン粉を1.5kg用意した。さしエサは生のオキアミを用意した。時期が時期なのでエサ取りは多くないそうだ。まきエサは軽めのもので、なるべく上で掛けていくようにセレクト。
タックルは以下の通り
竿=磯ザオ1.5号5.3m
リール=DAIWA 3000番
ミチイト=ナイロン2号
反応は上々で1投1匹
まずは遠投用ウキで様子を見る。ハリスは1.7号でスタートしてウキ下は1ヒロ取った。
小型ながらお目当てのグレが1匹目。タナはまだ浅くしてもよさそうなので、矢引きよりすこし取り1mほどに短くする。
30cm級もちらほらと混ざりつつ、1投1匹状態だ。途中食いが浅くなったり渋った時はウキを抵抗の小さいものにかえたり、ハリを軽量のものにかえながら打ち返し続けた。
まきエサワークでエサ取り回避
12時30分ごろに一度瀬がわりの巡回がくるが、今回はかえずにそのままのポイントで続行した。
たまにアワセ切れがあり、見てみると10匹に1匹の割合でオナガグレが混ざる。ハリスを太くしても問題なさそうなので2号に上げる。
同行の釣友にも連発だ。
終始アタリは途切れず出続けたが、少しタナを沈めるとベラの猛攻にあう。少ないながらスズメダイやフグも掛かる。まきエサを上手くポイントごとに投げ分けてエサ取りが本命ポイントに集中しないようにしたい。
その後は25~34.5cmまでがコンスタントに釣れ続け、17時30分の回収の時間となった。