ファミリーフィッシングで手堅い釣果が期待される、夏の波止サビキ釣り。一応、本命は小アジだが、ちびっ子ど素人集団を引き連れての釣りだけに、釣れれば何でもオッケー。和気あいあいの釣行の結果はいかに?
色んなお魚に子供大はしゃぎ!
早速6セットほどタックルを準備して、サビキをそのまま足元に落とす。
イメージ的にはすぐに鈴なり状態でヒットして200~300尾ぐらい釣れる感覚だったが、予想に反してまったくアタリがない。ウキを付けて少し沖を狙うが、状況は変わらない。
しかし10分ほどすると小アジが釣れ、その後も単発ヒットながら小アジ、サバ、イワシ、クロ、メバル、フグがぼつぼつと姿を見せる。
釣りが上手な人には外道的な魚でさえも、子どもたちは楽しそうに盛り上がる。
さすがに何度も釣れるフグには嫌気が差したが、最初に釣れたフグはプク~っと大きく膨れており興奮気味だったし、サバ特有のバイブレーションを楽しむためサバの一荷掛けを期待しながら釣る子どももいたほどだ。
そして小物ばかりの中に20cmほどのアジが交じることもあり、羨望のまなざしを集める子どももいた。
結果は?
結局6時30分ぐらいまで釣りをして、まきエがなくなったところで納竿。
終始、単発ヒットだったため、釣果的にはいろいろ合わせて30~40尾ぐらい。
小アジを本命とする波止サビキ釣りとしては物足りない釣果であるが、子どもたちは楽しかったらしく「次はいつ?」との次回釣行を約束させられて帰宅した。
なお、当日は海が濁っていた影響か、白系のサビキにアタリが集中した。
<週刊つりニュース西部版 APC・大田和広/TSURINEWS編>
赤坂海岸