猛暑が続く今年の夏。日中の暑さが少しおさまる夕方から出船する夜釣り。初めて船に乗って釣りをするという親子がカサゴやメバル釣りを楽しむ様子を7月14日(土)、東京湾金沢八景の進丸で取材した。釣りだけでなく花火観覧まで出来るこのプランは夏休みの思い出作りに最適だ。
いざ乗船!
船の準備ができたら乗船。レンタルしたものと飲み物をたっぷり持ち込む。
釣り座について、釣り方のレクチャーを受ける。時間に余裕を持って乗船するとしっかり釣り方を教えてもらえる。船長の手が空いたときや、時間が決まっている場合もある。当日は仲乗りが、実釣もサポートしてくれるとのこと。
17時30分に予定通り出船。不安な気持ちは、船が上げる水しぶきや海上からの風景に楽しさへと変っていく。
10分ほどでポイントに到着。海の上は、陸ほど暑くない。さっそく、先ほど聞いた通りに始める。まずは、2人で1本の竿を出す。周りではポツポツとカサゴが上がる。
15分後に瀧さんたちの竿にも反応がでて、上がったのは手のひらサイズ。初めは触れなかったが、指でつついてみたりしているうちに「持ってみたい」と、手の上に乗せられるまでになった。ほんの少しの時間での挑戦と成長。
「自分でも釣りたい」と、それぞれで竿を出すことに。しばらくアタリはなかったが、仲乗りに聞いて一生懸命に誘っている。太陽が傾いて空の色が変わり始めると魚の活性が上がってきたようで、船中あちこちで上がる。
すると撫々美ちゃんにも良型のカサゴが掛かった。さらに辺りが暗くなると、メバルも出るようになり新太郎さんと交互に上げている。