猛暑が続く今年の夏。日中の暑さが少しおさまる夕方から出船する夜釣り。初めて船に乗って釣りをするという親子がカサゴやメバル釣りを楽しむ様子を7月14日(土)、東京湾金沢八景の進丸で取材した。釣りだけでなく花火観覧まで出来るこのプランは夏休みの思い出作りに最適だ。
余裕を持って出発しよう
この日は昼前に自宅を出発したという、瀧新太郎さんと娘の撫々美ちゃん。途中、昼食をとって、16時前には船宿に到着。土日や夏休みは渋滞が多く発生するので、なるべく早めに出発したほうがいい。
16時に船宿が開く。あいさつをして、乗船表を親子で1枚記入。「船に乗って釣りをするのが初めて」ということを女将に伝え、説明を受けながら竿とリールを借りる。
準備は万全に
タックルはリールを巻くまねをしてみて、2人とも右巻きのものに決定。サンダルで来ていたので、日が沈むと寒いかもと、子ども用の長靴を持って行くことにした。
ライフジャケットとタオルを借りて、クーラボックスに氷を入れてもらう。各船宿でレンタルできるものは違うので、予約の電話をするときに必ず確認したい。その際に、初めて船釣りをする事を伝えておくといい。
乗船する夜根魚の釣り座札を取る。揺れにくく、船長にアドバイスを聞きやすいように胴の間を選択。
オモリと仕掛けを購入して、船宿前で午後船が戻ってくるのを待つ。すぐ目の前が船着場なので、海をのぞき込んでクラゲや小魚をみたり、女将が用意してくれる麦茶を飲みながら過ごす。この間に、母親が渡してくれた酔い止めを飲んだ。