子供たちが待ちに待った夏休みがいよいよやって来た。宿題はやらきゃいけないけど、釣りだって行きたい!今回は家族釣行の釣り場の決め方や釣り方、注意点などを実際の釣行に基づいて解説する。この夏の思い出作りにぜひ役立ててほしい。
どこに釣りに行く?
7月16日、3連休の最終日に息子と釣りをする約束をした。以前から息子と釣りの予定を立てようとしていたが、雨や風で釣行が中止となっていた。
当日は天気も良さそうなため、まずは近場で子供たちが釣りを楽しめる場所探しから始まる。
今の時代はインターネットで釣り場を検索すれば早いのだが、私がオススメする釣り場探しは、まずは釣り具店へ行くこと。その理由は…。
1.たくさんの釣果情報が飾られている。
2.スタッフに尋ねると細かく現地の釣り話が聞ける。
3.釣り場に見合った最適な釣れる仕掛けを丁寧に教えてくれる。
今回も釣行前に息子と近所にあるイシグロ釣具店へ行き、近場で釣れている場所が掲載されているコーナーを調査。私は店のスタッフに何の仕掛けがいいかを聞いたり、最近釣れている釣り場、仕掛け、準備するものなど詳しい情報を教えてもらった。
子供用のタックルは?
仕掛けについてだが、子供の身長に見合った仕掛けの長さなどを注意すると、快適に釣りが楽しめるとアドバイスをくれた。確かにこのアドバイスは重要になると思う。
サオの長さより長い仕掛けでは、さすがの息子も堤防からの釣りは楽しめない。まずは、仕掛けの長さを必ず確かめてから購入したい。
たくさんの釣果情報やアドバイスをもとに仕掛け選びをしていると、さっきまで一緒だった息子がいない。すると息子はニコニコしながらサオコーナーにいる。その笑顔を見た瞬間、私の脳裏にこんなことが浮かんだ。
「常に仕事で忙しい日々を過ごす私、息子と釣りを楽しむことが私のストレス発散にもなるし、何より息子にも家族と出かけたいい思い出を作ってもらいたい。」
そこで考えた末、今回は息子にサオとリールのセットをプレゼントすることにした。
このセットもサオの重さ、身長に見合う長さに注意してスタッフに丁寧に説明してもらい、息子も話を真剣に聞く。
息子はうれしそうに「大切にするね」とサオセットを大事そうに胸で抱えた。
その時の笑顔はいつも以上に最高の笑顔だったので、私も1つの思い出が釣りをする前からできた気がしてうれしくなった。
また釣具店のスタッフに勧められた釣れた魚のヒレで手をケガしないように、子供が知らない魚に刺されないようにと、魚バサミや釣れた魚を生かしておける用のネット付きバケツもこの機会にそろえた。
さらにちょい投げでハゼやセイゴも狙えたらと、エサのイシゴカイも購入したのだが、ゴカイを眺める息子たちは水族館にでも来たかのように水槽をいつまでも眺めていた。
そうしてお店での買い物を十分に楽しみ、店を後にした。
自宅に帰ってからどこに行くか、子供たちと検討し場所を決めた。釣行前日の食卓では釣りの話が途切れることもなく、私も子供のようにはしゃいで釣りの話で盛り上がった。
その後、準備も早々に済ませ、翌日の釣行のために早めに就寝することにした。