水温も低下傾向になってきた11月17日、この日は釣友の加藤さんとともに日本海は福井県・越前町の越前海岸方面に今シーズン初(太平洋側では無事開幕)のメバルプラッギングに出かけた。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・大宮好騎)
越前海岸でメバルプラッキング
当日の天候は快晴。潮回りは満月前の中潮。日本海のように透明度が高く月明かりが激しいとメバルが浮きにくくなるため、プラッギングには適さない状況だ。それでも海藻の伸び具合やポイントの地形変化なども確認したかったため、調査のつもりと夕方からエントリーした。
最初のポイントはまだ海藻の生育が悪く、岩礁がむき出しな状況。夕マヅメの回遊に期待したものの、暗くなる前から月明かりがキツイ。何回かカツッというやる気のないバイトはあるが、ルアーローテをかけても強いバイトに持ち込めない。
私が苦戦していると隣からけたたましいドラグ音が……。加藤さんに60cmオーバーのシーバスがバイトした。残念ながらランディングをアシストしに駆けつける前にフックを破壊されてバレてしまったが、ベイトフィッシュの接岸はある様子だ。
25cm良型メバル登場
しばらく横移動しながら探ったもののバイトがないので、地形変化のある岬+磯場のポイントへ。少しでも月明かりの影になるピンポイントを探っていくと、金属的な強烈バイト。水深が40cmほどしかないシャローなので、やや強引にランディングしたのは25cmの良型メバル。
まだまだ出そうな状況だったが、横方向に広く探れるポイントのため要所要所を撃っていくと、やはり影になっているエリアで小型を追加。同パターンで加藤さんも無事メバルをヒットさせた。
本命続々ヒット
徐々に月が高くなり影のエリアが少なくなるなか、最初に良型が出たエリアに戻るとこれが正解。再び25cm、23cm、20cmと3連続でメバルが飛び出し、23cmクラスを加藤さんも無事ランディング。産卵前の荒食いモードのようで、メバルらしい強烈な引き込みを堪能できた。
闇夜や曇りであればもう少しバイト数は伸ばせそうな展開。海藻の伸び具合で影のエリアも拡大しそうなので、今年の冬シーズンも楽しませてもらえそうだ。