秋マサシーズンを迎えた五島列島福江島にキャスティング&ジギング遠征釣行に行ってきました。釣り人の楽園での夢のような釣行模様をお届け。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター宮崎逝之介)
当日最大83cm5.8kgヒラマサ登場
このあと、水深70mのポイントに移動し、また筆者にヒラマサヒット。この日一番の手ごたえ。ジーッと締め込んだドラグが止まらない。深さもあり腕が悲鳴を上げる。体感的には10kg以上かと思ったが、それでもこの日最大の83cm5.8kgのヒラマサ。もう腕の筋肉はパンパン、肩もバキバキである。
キャスティングゲームで〆
さて、お土産は十分確保できた。ラスト1時間半は一発大物狙いでキャスティングゲーム再開。狙いはもちろん10kgオーバーの大マサ。あわよくば筆者も寺さんもそれぞれの自己ベストを更新したいところだ。
山口船長は限られた時間の中で実績のあるポイントを巡る。我々は体力を振り絞り、残り少ない福江島での釣行時間を惜しみながらフルキャストを続ける。「残り5分で終わりにしましょう」と船長のアナウンス。黙々とキャストを続ける筆者と寺さん。「ラスト1投でお願いします」。渾身の力でフルキャスト。寺さんのルアーが先に手元に巻き上がった。続いて筆者が今日イチ丁寧にジャークしてきたルアーも海面から上がった。
残念ながら最後のドラマは起きなかったが、1日中遊び尽くし、五島の豊饒な海と船長の最高のガイドに癒された大満足の釣行であった。ホントに楽しかった。まるで心を洗濯したような心地である。なんていうとエモすぎか。
遠征の余韻に浸る
その後、船は急いで港に戻り、慌ただしくタックルを片付けて、荷造りをし、船長の車で宅急便の営業所と保冷剤販売店を回り、出発時刻の30分前に五島つばき空港に滑り込み帰途についた。これも毎度おなじみのパターンである。日常の生活に戻ってしまうのは残念だが、しばらくは余韻に浸ることをご容赦いただきたい。
<宮崎逝之介/TSURINEWSライター>