秋冬は陸っぱりからヤリイカが狙える季節。今回は、エギングでの攻略法を紹介していきます。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター堀籠賢志)
ヒットレンジを把握しよう
ヤリイカエギングでは、このようにボトムから表層まで、或いは表層からボトムまでの全層を探ります。ヤリイカがどのレンジにいても、このように探ることで死角のない攻略が可能となります。ヤリイカがヒットしたら、そのレンジを繰り返し攻めるのがセオリーですので、同様の攻め方で攻略します。
ここで大事なのは、ヒットレンジをつかむことです。
夜ということで、距離の感覚はつかみにくい上に、PEラインのカラーさえも分かりにくい状況です。どのくらいの水深でヤリイカがヒットしたのか、分からなければ再現性を求めた攻略は不可能になります。
ただ、漫然とジャークしてフォールすれば、今現在自分のエギがどのレンジにあるのか分からなくなってしまいます。いわゆるタナボケした状態では、ヒットレンジの把握は厳しくなりますので、使用するエギの沈下スピードとジャークすることで跳ね上がるエギの高さはおおよそを把握しておくことが大切です。
また、フォール時にカウントするのも有効な方法となります。厳密なレンジを把握できなくても、おおよそのヒットレンジはつかめるはずですので、それ以降の攻略の目安になります。
<堀籠賢志/TSURINEWSライター>