急に秋が深まった東北地方。季節の進行と共に水温も下がってきたようなので、10月24日、秋冬のロックフィッシュシーズンの開幕調査に宮城県は女川、石巻地域の磯へエントリーしてきました。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター齋藤大)
夕マヅメにベッコウゾイ登場
昨日、強い風が吹いた影響か、その日も時間を追うごとにかなりウネリがキツくなってきたので、夕マヅメの最後の時間はそれを凌げるワンドにエントリー。ヒットにはいたらないものの、魚からの反応もポツポツとあり、夕マヅメに期待が膨らみます。そして、足元のブレイクを丁寧に探っていると、「モゾっ」というアイナメではない独特のバイト。力強いファイトの末に姿を見せてくれたのは、ナイスバディのベッコウゾイでした!
この魚をキャッチしたところで日没も近づいてきたので、区切りよくここでストップフィッシングとなりました。
最終釣果
終わってみれば同行した友人たちと合わせてトータルで9匹キャッチ。シーズン序盤で結果が出るか不安でしたが、なんとかアジャストすることができました。水温や風向き、魚からの反応など色々な要素を組み合わせながら1匹を探すのが釣りの醍醐味。この日も状況を読みながら魚を釣ることができました。この読みが当たるのが何よりも嬉しいですね。
磯ロック釣行注意点
磯ロックに関していえば、アップダウンの激しい道を長い距離を歩いたりするので、体力もかなり消耗します。状況を読む判断力も鈍らないようにしっかりと休息も取りましょう。
また、秋冬のシーズンに釣れるのはスポーニングに絡んだ魚ばかりです。ロックフィッシュは食べても非常においしいですが、必要以上のキャッチを避けることやリリースの際もネットやタイドプールでしっかり蘇生をしてからリリースをするなど、長くこの釣りを楽しんでいく心がけも怠らないようにしましょう。
これから季節が進むとさらに大型の魚と出会えるチャンスも増えてきます。是非納得の1匹を求め宮城の磯で釣りを楽しみましょう!
<齋藤大/TSURINEWSライター>
女川~石巻エリア