シーズン終盤の『カジカ釣り』で良型8匹手中 コツは「じっくり」?

シーズン終盤の『カジカ釣り』で良型8匹手中 コツは「じっくり」?

今年も栃木県の荒川にてカジカ釣りを楽しんできました。魚が太ってくるであろうシーズン終盤戦に狙いを定めた結果、数こそ8匹とふるわなかったものの、サイズは狙い通り良型揃い。必勝パターン探しに悪戦苦闘した釣行をレポートします。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)

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尾崎大祐

埼玉県在住。二児のパパで趣味はサラリーマン。釣りをはじめとした食材採取に全精力を注いでいます。

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淡水の釣り 小魚釣り

朝イチはパターンつかめず

6時ちょい過ぎにポイント到着。早速ウェーダーを着用し川へ入る。水量はやや多めで安定している、といったところ。天気も曇天ということでカジカ釣りには絶好の条件。

この時はたくさん釣れる気がしたのですが……朝イチの好条件時にランガンで穴を探っていくもなかなかアタりません。昨年の撃沈が脳裏をよぎり、暗雲が立ち込めてきました。

シーズン終盤の『カジカ釣り』で良型8匹手中 コツは「じっくり」?ランガンで探っていきますが(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)

出だしの1時間で1匹

ランガンで川を下りながら穴を探り、1時間位経過したところでようやく待望の生体反応!「しめた」とばかりに誘うも、なかなか食いつきません。丁寧に誘って少し待って、時間をかけてようやく1匹確保!

思わずガッツポーズしてしまいました。

シーズン終盤の『カジカ釣り』で良型8匹手中 コツは「じっくり」?待望の1匹!(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)

この日のパターンはじっくり

1匹釣れてホッとしたのもつかの間、再び修行の時間に逆戻り。いつの間にか釣り開始から1時間半が経過していました。そして、サオが半分くらい刺さるような「ここにいなければどこにいる?」という位、絶好の穴を発見。

しかし、そ~っと穴にサオを刺してもアタリはありません。ちょっとがっかりしながら……それでもあきらめずに粘って誘っていると、「プルプルっ」と生体反応。引き続き丁寧に誘い続けると、何とか食いついてくれて2匹目確保!

どうやらこの日はランガンで次から次へと穴を探るのではなく、1つの穴をじっくり丁寧に誘ってアタリを出すのが正解のようです。

シーズン終盤の『カジカ釣り』で良型8匹手中 コツは「じっくり」?こんな小さな穴も丁寧に(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)

見つけたパターンで追釣り

気づけば駐車スペースから200m近く川を下ってしまいました。今度は引き返しながらじっくり丁寧に探っていくことにします。すると、一度探った穴もじっくり丁寧に誘うと結構アタることが判明。前半は完全に釣り方を間違えていたことを確信しつつ、必勝パターンをつかんだことで面白くなっていきます。

シーズン終盤の『カジカ釣り』で良型8匹手中 コツは「じっくり」?消波ブロックの隙間も好ポイント(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)

1時間半かけて下った川を、今度は倍以上の時間かけて駐車スペース付近まで戻ってきました。そして天気予報通り雨がポツポツ。気づけば時間は11時半。まだまだやっていたい気分でしたが、体は限界だったのか、岸に上がるのも大変な位。ここで怪我でもしたら元も子もないと思い、楽しい時間を終わらせることを決断。自然相手に無理は禁物です。

シーズン終盤の『カジカ釣り』で良型8匹手中 コツは「じっくり」?最後の1匹は消波ブロックの隙間で(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)

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