コマセ&イカのリレー釣りで特大マダイ82cm浮上 タルイカは小型のみ

コマセ&イカのリレー釣りで特大マダイ82cm浮上 タルイカは小型のみ

福井県・越前町の大樟港から半夜便を利用してマダイとタルイカのリレー釣りに出かけた。釣友が特大マダイ80cm級、私が小タルを仕留めた釣行をレポートする

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・鈴木利夫)

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タルイカ釣りへ転戦

私は大ダイの顔が見られないままポイント移動が告げられ、越前沖のタルイカポイントへ向かった。

第2ラウンド、タルイカ狙いの魚礁でパラシュートアンカーが入った。「水深240m、狙いダナ70~100m付近で誘ってください」と船長のアドバイス。私と中嶋さんはタルジグでゆっくり誘い続ける。強烈な集魚灯でタルイカを船下に寄せるには少し時間が必要だろう。

誘い続けていると、サオが曲がって重くなった。数値85m付近から巻き上げると、生命反応は確かだが引きが弱い。これは日本海のモンスターと呼ばれるタルイカではない。浮上したのは大型のスルメイカだった。

コマセ&イカのリレー釣りで特大マダイ82cm浮上 タルイカは小型のみ中嶋さんタルジグでスルメイカ(提供:週刊つりニュース中部版APC・鈴木利夫)

本命タルイカ1kg級

奥平さんと舟津さんはタルイカ専用金具にサンマを串刺しにして狙っている。中嶋さんはタルジグで誘いながらスルメイカを連発しているが、タルイカのアタリがないと悔しがっている。

数値80m付近で私のサオが大きく曲がった。「タルきたかもぉ」と奥平さんに伝える。タルイカ特有の豪引な引きはないが、生命反応は間違いない。突っ込みを楽しみながら巻き続きると、やがて前方から浮上してきたのは小タル。船長の差し出すネットに収まったのは本命タルイカでも小タル1kg前後だった。

コマセ&イカのリレー釣りで特大マダイ82cm浮上 タルイカは小型のみ筆者の小タルイカ1kg級(提供:週刊つりニュース中部版APC・鈴木利夫)

その後はタルイカのアタリはなく、沖上がりの時間を迎えて納竿した。

私の釣果は小タルイカ1匹、スルメイカ3匹、マダイ1匹と少し寂しい釣果だった。けれど、釣友が特大マダイや良型マハタを仕留めたので楽しい釣行だった。

<週刊つりニュース中部版APC・鈴木利夫/TSURINEWS編>

▼出船場所について
越前町・大樟港
この記事は『週刊つりニュース中部版』2021年11月5日号に掲載された記事を再編集したものになります。