東京湾にサワラ襲来。例年この時期になると、タチウオに交じって釣れるようになるサワラ。攻略にこれといった正解がないのが実状だ。今回、参考として一之瀬丸での一例を紹介する。
(アイキャッチ画像提供:一之瀬丸)
東京湾の釣況
まだまだ、各船宿手探り状態ではあるが、そのぶん開拓の余地あり。
タチウオの好釣り場としても知られる東京湾の走水、観音崎沖付近に大きな群れが襲来。これを狙う。ルアー船では連日好釣果が上がっているので魚がいることは間違いないはずだ。
金沢八景の一之瀬丸ではスポットで出船。28日は船中34ヒットでトップ3尾。忠彦丸ではテンヤタチウオ船に同乗するかたちで受け付け。
川崎のつり幸でもテンヤタチウオ船の前後ろ四隅の人数限定で受け付けるほか、状況でスポット出船。
ブームの兆し
今年は特に群れが濃く、一部船宿ではスポットやタチウオ船に人数限定で同乗できるかたちでエサ釣り専門で狙うようになってきた。
試行錯誤を繰り返している状況で、群れの動向にもよるが、数年前にテンヤタチウオが同地で「大型が狙える釣り」としてブームしたように、人気釣り物に展開する可能性も十分にある。
未開の釣りゆえに、攻略法を探る楽しさもあるので、ぜひチャレンジしてみてほしい。
<週刊つりニュース関東版 編集部/TSURINEWS編>