ノマセ釣り攻略:活きエサで目指せわらしべ長者!【徹底解説】

ノマセ釣り攻略:活きエサで目指せわらしべ長者!【徹底解説】

アミエビがアジにそのアジがマゴチやヒラメ、アコウといった大型高級魚にかわるのがノマセ釣り!今年も各地の波止にはエサとなる小魚が姿を見せ、大型フィッシュイーターの気配もムンムン!そんなノマセ釣りを解説。ぜひ参考にしていただき、「わらしべ長者」気分を味わおう!

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海釣り 堤防釣り

誘い方

ハリにエサを付けた後は、できるだけ素早く仕掛けを投入する。長い間水から活きエサを上げてしまうとその分弱りが早く、海中で元気に動いてくれなくなるためである。

投入後、オモリが着底したら、仕掛けを数m動かして生きエサの動きを確認する。この時、ハリから生きエサが外れていれば軽くなって反応がなくなり、活きエサが胴つき仕掛けのミキイトに絡みついてしまった場合などは、逆に重くなる。絡んだ仕掛けにはヒラメやマゴチは絶対にヒットしない。

活きエサ

活きエサは1投ごとに生きのいいものに付けかえることが理想的だが、手元の活きエサが少ない場合などは、そのまま同じエサで釣りをしなければならない。

ノマセ釣り攻略:活きエサで目指せわらしべ長者!【徹底解説】1投ごとにエサを変えて大物に出会おう。

誘いは、活きエサが海中で自然に動いているのが一番の誘いになるので、投入後仕掛けはあまり動かさない。捨て石の際を狙っている場合は根掛かりの原因にもなるからである。

しかし長時間仕掛けを海の中に入れていると、やはり活きエサが弱ってきて泳がなくなる。その時、サオを大きくあおることで、再び泳ぎ始めることもあり、その直後に食いつくケースも多い。

アタリとアワセ

アタリの出方は様々であるが、私の経験上ヒラメよりマゴチの方が大きなアタリを出す場合が多いように思う。ヒラメの場合はサオ先がもぞもぞっと揺れてその後はアタリが出ないようなケースもある。

アタリが出たらすぐにアワセは入れずに、素早くミチイトを送り込んで違和感なく食い込ませるようにする。

アタリと同時にアワせてしまうとすっぽ抜けで終わってしまう。私は少なくとも30秒~1分は待つ。

しばらく待ってみてから、サオ先で優しく聞いてみて、魚が食い込んでいれば一気にサオ先を持っていくので、このタイミングで大きなアワセを入れる。中途半端なアワセは巻き上げ途中にハリ外れでバラす確率が高くなる。

ヒラメの場合、海面に魚体が出た途端に暴れる場合が多いので、できるだけ水面下で魚をいなしながらタモに誘導する。やむを得ず暴れてしまった場合は慌ててタモで追いかけずに、いったん魚を海面下で泳がせて落ち着いた状態になるのを待ってから再度タモに誘導するようにする。

ノマセ釣り攻略:活きエサで目指せわらしべ長者!【徹底解説】ヒラメは大暴れするので最後まで気を抜かないように。

最初は慌ててしまうが、経験を積んで慣れてくれば問題なくできるようになるだろう。タモ入れはできるだけ一人でやるのではなく、サポートしてもらう方が無難である。

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