静岡県御前崎市にある御前崎港の第15増福丸に乗船。おいしいターゲットが多彩に釣れる、当地のオフショアゲームの様子を取材した。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 編集部)
ヒレナガカンパチ登場
スマガツオの連発に船上が沸くなか、ストイックにジギングを続けていた大ドモの金津さんに、ラインを引き出す魚がヒット。中層まで上がっても、再び走ってドラグを鳴らす。
やがて、海面に現れたのはヒレナガカンパチ。本カンパチよりもさらにパワフルな南海のファイターだ。
2kg級ホウキハタも
その後、アカハタや2kgクラスのホウキハタが追加されたところで、船はポイントを移動。少し深い60mラインに移動し、マダイを狙うことになった。
各自タイラバやスロージギングでリサーチを行ったが、潮の動きが悪くイマイチ。船は再び岩礁帯の浅場に向かった。
イサキも連発ヒット
探索を始めると、再び大きな反応。水深20mほどの中層と、底から10mほど上までの間に、二層式で魚群が現れた。
朝マヅメ同様に、上の層ではスマガツオが、下の層を攻めるとイサキがヒット。みなライトジギングやSLJ、ジギングサビキなどで連発し、アカハタなどのお土産も加わって沖上りを迎えた。
魚種の豊富さはピカイチ
当日は、ビッグワンこそ出なかったが、取材の前日には、別船で16kgのカンパチが上がったとのこと。また、同船でも少し前に4~5kgのカツオ多数や10kg超のカマスサワラなど、黒潮由来の大型魚が顔を見せていた。
当地ならではのおいしい魚をゲットしたい人も、ビッグワン狙いの人も楽しめるのが、御前崎沖の魅力だ。
<週刊つりニュース中部版 編集部/TSURINEWS編>