春の陽気を通り越し、夏に向かって気温が上昇する中、シーズン終盤と言われる時期になるヒラスズキ釣行に天草西海岸〜牛深エリアにいってきました。
当日のタックル
・ロッド:『シマノ/ディアルーナ106mh』
・リール:『シマノ/ツインパワー4000xg』
・ライン:『DUEL/HARDCORE® X8 1.5号』
・リーダー:『山豊テグス:耐摩耗リーダー 30lb』
・ルアー:『アムズデザイン/sasuke 130 剛力』 『アムズデザイン/Rocket Bait 95 Heavy』『シマノ/エクセンス サイレントアサシン 99F.129F』『DUEL:HARDCORE®ヘビーショット(S)85mm/105mm』
魚が付いていそうなポイントを撃ってまわりますが、ノーバイト。次第に風も強くなりどんどん波が上がってくる状況になり再び移動することにしました。
サラシの見極め
ヒラスズキ釣りではよくキーワードとなるサラシ。実は単に広がっていれば良いというものではありません。
サラシというのは空気の泡なので、その中では魚は泳ぎにくい状態だと思います。ヒラスズキは水中のサラシの際や岩影に潜んでいることが多いです。バイトしてくる確率もサラシの際だったり沈み瀬の際などでよく釣れます。
むやみにサラシに向かってキャストするのではなく、自分の目と感覚、そしてその日の状況で魚が付きそうなポイントを絞ることが大事です。そうすれば、よりヒラスズキとの距離も近くなる事でしょう。
サラシの攻め方
次にキャスト出来そうなポイントを探し西海岸を上っていきますが、どこもかしこも底荒れで真っ白なサラシの中に茶色い汚れたサラシが混じりキャスト出来そうなポイントはありません。
たどり着いたポイントは冒頭でもお伝えした、東風にも弱く北西風にも弱い富岡四季咲岬エリア。到着しポイント観察すると、ゴロタのシャロー帯が広がっていて底荒れもなくサラシと水が澄んでいるのが分かります。かなりいい感じです。
ここは自分にとって通い慣れたポイントで、どこに沈み瀬があるのか魚がどこに付いていることが多いのかを把握できています。さっそく『アムズデザイン/Rocket Bait 95 Heavy』でキャストを開始。
波のセットが来ている間は投げず、最後の大きい波の向こう側へとキャスト。2秒ほど沈めたところで、コンッとバイト。
ここでおもいっきりフッキングしました。掛けたのが丁度沈み瀬の上あたりだったので、根に突っ込んでは出しての繰り返し。上がってきたのは藻と一緒に腹パンの60㎝ほどのヒラスズキ!