春の陽気を通り越し、夏に向かって気温が上昇する中、シーズン終盤と言われる時期になるヒラスズキ釣行に天草西海岸〜牛深エリアにいってきました。
当日の風を把握
この春の終盤から秋口の中頃まで熊本県 天草エリアには、東よりの風が多く海はなかなか時化ずにヒラスズキ釣りにはあまり向かない状況となってしまいます。
西海岸~牛深エリアは北西風が吹くと一気に波が上がる傾向にあります。東よりの風だと富岡エリアだけ波があがり釣り人も集中するため、釣りやすいとは言えない環境になってしまいます。
しかし、僕が釣行に行った日は北西風10m~14m。波2.5m~3.5mと時化る予定だったので車を飛ばし、まずは牛深エリアへと向かいました。
ポイントを観察
【茂串海岸】
一つ目のポイントは牛深エリアにある茂串海岸。到着してさっそく海の様子と風の様子を観察したところ、底荒れして濁りもあり釣りになりにくそうでした。熊本は遠浅でシャロー帯の場所が多く、一定以上時化ると底荒れしてしまいます。茂串海岸でも唯一キャストできる候補ポイントへ15分程歩き、磯の上から状況を確認しましたが、いつも立てる磯の上には波があたり、膝上まで波が洗う状態。
安全第一、諦めも肝心という事で、ポイントを移動。
【須賀無田海岸】
次に僕が訪れたポイントは須賀無田海岸といわれる場所。ここのポイントはゴロタ石が多く、沈み瀬も多い場所で底荒れもそこまでしていませんでした。しかし、ヒラスズキ釣りには重要なサラシが100m近くも伸びており、逆にポイントを絞りづらい状況に。