夏の相模湾の風物詩、コマセ釣りで狙うキハダマグロ。ここ数年は秋口からモンスタークラスのキハダが現れているが、今年もついに姿を見せ始めたので早速狙いに行ってみた。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター古谷健太)
準備編
まずは準備編として、当日のタックルと自作仕掛けを紹介する。
当日のタックル
サオ:マッドバイパースティング185
リール:ビーストマスター9000
ミチイト:PEライン10号 600m
ハリス:プレミアム万鮪26号 8m
ハリ:ジャイアンとキハダ 15号
![コマセマグロ釣りで52.8kg『瀬の海モンスター』 未体験の激闘を制す](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2021/10/c4104e5130d53a0def56c6984e72203d.jpg)
当日の自作仕掛け
仕掛けは自作したものを使用した。ハリとハリスの結束は坂本結びを採用し、ケイムラパイプでチモトの補強をしている。ミチイトには2mの太めのナイロンリーダーをPRノットで結束し、遊動天秤を通じてハリスと接続している。
モンスタークラスのキハダマグロはセッティングの弱いところがあると、そこから切られたり壊されたりするので、念入りにチェックしておこう。
![コマセマグロ釣りで52.8kg『瀬の海モンスター』 未体験の激闘を制す](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2021/10/101fe5c3caafbb9a20cabd162be05f90.jpg)
一俊丸からコマセキハダマグロ
9月28日(火)、茅ヶ崎漁港の一俊丸さんにお世話になった。台風が週末に接近するタイミングですでに強めの風が吹いていた。波も高いとまでは言わないが、周期の長めの波が立っていた。
ちなみに、釣り座は抽選で選ぶことになるが、くじ運の悪い私は一番最後に席を選ぶこととなり、右舷ど真ん中に釣り座を構えることになった。
マグロのタナでカツオヒット
6時出船でポイントまでは30分ほど、いわゆる「瀬の海」と呼ばれる海域に到着した。すでにいくつかの船が集まっており、群れを追いかけ回すのではなく、流し釣りの体制に入っている。私が乗船した船も同じく流し釣りに入る。
どうやらキハダの反応はかなり出ているようであった。
![コマセマグロ釣りで52.8kg『瀬の海モンスター』 未体験の激闘を制す](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2021/10/18fcf9af8c5b4f835ea3a9a69026d6fb.jpg)
しかし、キハダのタナでもカツオが掛かってきてしまい、船中はオマツリが多発してしまった。キハダのヒットはなかなか遠かった。
置き竿にキハダヒット!
しばらくそんな状況が続いていたら、置きザオにしていた私のサオ先がいきなり海面に突き刺さった。キハダのヒットである。早速ファーストランを開始するキハダ、置きザオにしていたためアワセも入れられていなかったが、とりあえず止まるのを待つ。
しかし、このヒットでは他の方とオマツリしてしまい、160mのファーストランが終わった際にハリが外れてしまったようで、すでにキハダはどこかに行ってしまっていた。