【釣魚レシピ】夏野菜と一緒に食す「キスの酢の物」 残暑に嬉しい一品

【釣魚レシピ】夏野菜と一緒に食す「キスの酢の物」 残暑に嬉しい一品

夏から秋にかけては、酢の物が食べたくなる季節だ。ということで、今回はキスを使った酢の物を紹介する。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター牧野博)

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牧野博

初めて投げ竿を持ったのはもう50年近く前、関東で就職してからクラブに入会し、投げ釣りの面白さに魅了されました。根掛かりの多い砂地の磯場や河口内でわざわざ引き釣りをするという特異な習性があるほか、秋にはヘラ竿を持って汽水域を徘徊することもあるようです。

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レシピ その他

酢の物のおいしい季節

サバのキズシは関西人の好む酒肴の一つであるが、他にもタコ、夏が旬のイワシなど、その時期に出回る魚を材料にすることができる。また、夏場は果菜類(実ものの野菜)が多く出回るので、これらを組み合わせて比較的手軽に酢の物を作ることができる。

8月末、大雨の濁りが取れてきたころを見計らって釣行し、15~22cmのキスの釣果を得た。また道中のスーパーで地物の小エビのボイルしたものを見つけたので購入、冷蔵庫内に残っていたオクラも使った。

釣ったキスの保存と運搬

多くのキャスター、船釣りのアングラーがそうしていると思うが、釣れたキスはクーラーにすぐ投入する。そのとき魚が氷や保冷材に直接接触しないようにビニール袋などに入れる。

キスはクーラーに入れたままで持ち帰る。遠くに釣行して一泊するような場合は、途中で氷を買い足してクーラーに入れる。冬場なら、クーラーに入る大きめの板氷1本で十分持たせることができる。

自宅でのキスの下処理

キスの下処理は、鱗を取り、内臓をきれいに取る。このあと、3枚にさばく。包丁を寝かせて腹骨も取る。今回は血合い骨のある部分をカットして上身と腹身に分けた。皮の部分は風味があるのでそのまま使用する。

キスの酢の物材量

・キス3~4匹
・ボイル小エビ4~5匹
・オクラ3本
・梅干し2~3個
・カンタン酢

次のページでキスの酢の物の具体的な調理手順を解説!