夏から秋にかけては、酢の物が食べたくなる季節だ。ということで、今回はキスを使った酢の物を紹介する。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター牧野博)
酢の物のおいしい季節
サバのキズシは関西人の好む酒肴の一つであるが、他にもタコ、夏が旬のイワシなど、その時期に出回る魚を材料にすることができる。また、夏場は果菜類(実ものの野菜)が多く出回るので、これらを組み合わせて比較的手軽に酢の物を作ることができる。
8月末、大雨の濁りが取れてきたころを見計らって釣行し、15~22cmのキスの釣果を得た。また道中のスーパーで地物の小エビのボイルしたものを見つけたので購入、冷蔵庫内に残っていたオクラも使った。
釣ったキスの保存と運搬
多くのキャスター、船釣りのアングラーがそうしていると思うが、釣れたキスはクーラーにすぐ投入する。そのとき魚が氷や保冷材に直接接触しないようにビニール袋などに入れる。
キスはクーラーに入れたままで持ち帰る。遠くに釣行して一泊するような場合は、途中で氷を買い足してクーラーに入れる。冬場なら、クーラーに入る大きめの板氷1本で十分持たせることができる。
自宅でのキスの下処理
キスの下処理は、鱗を取り、内臓をきれいに取る。このあと、3枚にさばく。包丁を寝かせて腹骨も取る。今回は血合い骨のある部分をカットして上身と腹身に分けた。皮の部分は風味があるのでそのまま使用する。
キスの酢の物材量
・キス3~4匹
・ボイル小エビ4~5匹
・オクラ3本
・梅干し2~3個
・カンタン酢