海が落ち着いた6月24日(日)、鹿島沖のマゴチを狙って今年2回目のチャレンジ。幸栄丸へ乗船し、ワームとジグヘッドのルアー仕掛けで狙ってきた。さて今回の釣果はいかに?
潮止まり直前にチャンスタイム
濁りに加え、潮の流れも弱く、口を使うチャンスは、おそらく潮止まり直前、または動きだしの本当に短い一瞬だと考える。
ただ、潮の動きだしは、沖上がりの時間なので、必然とチャンスタイムは潮止まり直前しかない。
おおよその予想は的中し、出船から約3時間、乗り合わせた15人の誰にもヒットがないまま、時間だけが過ぎていく。
スマホのタイドグラフを見ながらそのタイミングを待ち構えて、ここぞのポイント、タイミングで、低活性時に絶対の信頼をおいている『エコギア/キジハタグラブ』4.5インチ、ニューカラーとしてラインアップされたアカキンをセットしてアプローチ。
ボトムから離しすぎないように心掛け、リアクションで反応させるため、メリハリのあるボトムバンプのアクションを交えて誘うと、狙い通りグッと押さえ込む特有のバイト。
船中、初キャッチとなる1尾目。
「やっと釣れた」という安堵感もそこそこに、この魚は1尾釣れると近くに固まっていることが非常に多いので、チャンスタイム突入を確信し、間髪入れずにヒットした周辺へもう一度同じルアーを落とし込む。
すると、今度は着底直後にヒット。
さらに、次のキャストでも続き、3連続でマゴチをキャッチ。
ここまでわずか数分のできごと。
余裕ができたところで、隣で釣りをしていた女性アングラーに今のパターンを伝えると、飲み込みが早く、あっさりと貴重な1尾を掛けてくれた。
その後も何度かバイトはあったようだが、残念ながら途中でフックアウト。
キャッチに至らず悔しがっていた。
<野呂昌明/TSURINEWS編>
▼この船について
幸栄丸
エリア:茨城南エリア
出船港:鹿島港