7月29日、山梨県都留市を流れる桂川へと渓流釣行。今回の目的は『良型アマゴか良型ヤマメ希望』といつもながらに強欲だが、目的を達成できたのでレポートしよう。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)
桂川都留漁協の管轄区域
都留漁協では管轄区域が『都留市~富士吉田市の本支流』となっており、例年3~9月まで月1回第1日曜日に広範囲に渡り定期放流がある。漁協HPによると、1度の放流で約9000~13000尾と凄まじい数である。
筆者は6月下旬から今回で4回目の桂川挑戦であるが、まだ良型ヤマメ、アマゴは手にできていない。8月1日の放流日以降はきっと魚影もさらに熱くなっているのではないだろうかと想像し、良型ヤマメもしくは良型アマゴを釣ることを目標に釣行した。
当日朝イチの状況
天気予報は曇時々雨なので、期待して6時5分に同地へ到着。すぐに日釣り券を購入してお初の大場所へと車を走らせる。入渓点へ行くと運よく先行者の車はない。かなり期待できそうな大場所であるが、目立ちすぎるポイントなので連日たたかれまくりだろう。
すぐに目立つ大場所を攻めていくがアタリがなく、これまでの3釣行と立ち上がりが違い戸惑う。
タックル
今回のタックルは、7.5~8.0mズーム仕様の本流ザオと6.3m渓流小継ザオに、ミチイト0.8号をサオいっぱいに結び、通し仕掛けでマスバリ7号バリを直結。目印を3つ付けて、オモリはガン玉2B、3Bを流れの強弱や状況に合わせて加えて使用した。
また、本日はエサにミミズを3箱用意するヤル気の姿勢だ。
大場所空振るもデカ二ジ降臨
岩盤地帯の各大場所へ仕掛けを入れるが、開始30分アタリがなく不安になる。早い段階で釣果が欲しいので、小場所中心に攻めていく。すると目印が停止。アワせると大物が掛かったが、瀬の流速が強い場所でも動かない、かなり強めの個体だ。
20秒程度経つと下りはじめ、私も数m下らされたが凌ぎ、慎重なやりとりで対応していくと姿が見えた。朝イチから55cmと大型のニジマスの取り込みに成功した。
すぐにリリースして周囲を見渡すと、攻められる場所は下流に下る以外他にない。上流は数年前に入ったことのある流域なので、遡行して攻めることにした。
実積ポイントでアマゴ連発
此方はいつも入渓点には釣師の車があるが、今日はないので攻めるべき場所を絞って釣っていくとアマゴが連発していく。まずはいきなり良型アマゴ24cmが釣れると、続けて22cm。しかし、その後は桂川ではカウント出来ないサイズ(6寸以下)が掛かりだしたので上流へ。
次の狙い場所では25cmのアマゴが釣れた。20cmクラスのヤマメも数尾出たが、イイ感じに釣れてくれているので全て即リリース。そして40cmクラスのニジマスが掛かり場が荒れたので、3つ目の期待のポイントへ。