夏を代表するサカナ「マゴチ」の生態 浮袋が無いから泳ぐのが下手?

夏を代表するサカナ「マゴチ」の生態 浮袋が無いから泳ぐのが下手?

釣ってよし食べてよしの、夏を代表するサカナ「マゴチ」のちょっと変わった生態について調べてみました。

(アイキャッチ画像提供:PhotoAC)

アバター画像 TSURINEWS編集部

サカナ研究所 その他

フグのように美味

マゴチはサカナの中でも珍しい、真夏に旬を迎えるサカナです。

薄造りや洗いにもよく使われ、すき通るような白身の肉質は弾力があり、コラーゲンが豊富で上品な脂のりの味わいをもっています。

また、頭や骨からでる出汁の強さなどはフグによく似た特徴を持つため、「夏フグ」の異名もあるほど。ゼラチン質が豊富なこと、食味も似ていることからフグの刺身(てっさ)並みを意味する「てっさなみ」と呼ぶ人もいるようです。

夏を代表するサカナ「マゴチ」の生態 浮袋が無いから泳ぐのが下手?マゴチのお刺身(出典:PhotoAC)

釣って楽しい食べておいしいマゴチ

堤防からでもルアーを使った釣りや、キスやハゼの泳がせ釣りで狙うことが出来るマゴチ。

新型コロナウイルス蔓延の影響もあって、ここ最近で釣りを始めた方も多いと思います。ぜひマゴチを狙った釣りに挑戦してみて下さい。そして釣れた際は是非ご賞味ください。その美味しさに驚くこと間違いなしです。

<近藤 俊/サカナ研究所>