江戸川河口での潮干狩りはそろそろ終盤戦。かわってデキハゼが成長してきました。今回はこの時期ピンポイントで可能な、ハゼ釣りと潮干狩りの「二刀流作戦」をレポートします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)
第二ラウンドは潮干狩り
干潮時刻まで2時間を切りました。急いで準備をし、海に繰り出します。恐らく手前の牡蠣殻岩礁地帯で掘れば確実にアサリをキロオーバー確保できるのですが、この日はアサリ狙わずホンビノス貝を探して沖にでてみます。実は2週間前、苦労した挙句にピンポイントでホンビノス貝の居場所を突き止め、久々に大漁だったのです。
そんなわけでこの日も意気揚々と沖に繰り出したのですが……結果は惨敗。しかし、杭周りを探ると前回以上にアカニシ貝が沸いており、大型多く含む49個を確保(駆除)。お土産は十二分です。
また、アカニシ貝と同じポイントにてワタリガニ(イシガニ)も7匹確保。貝を入れるネットをうまく使って捕まえることができました。しっかり網を準備してくれば多分この2倍以上採れたと思いますが、7匹採れればお土産には十分。お味噌汁にしていただこうと思います。
最終結果と料理
前半戦は約3時間で13cmのヒネ1匹含むハゼ36匹。後半戦の潮干狩りでは、ホンビノス貝こそ不発に終わってしまいましたが、アカニシ貝49個、ツメタガイ3個、イシガニ7匹。二刀流作戦は成功といっていいでしょう!
帰宅後、まずは酒の肴に大きめのハゼとアカニシ貝、ツメタ貝をから揚げにしてみました。
ハゼは安定のおいしさですが、この日ちょっと試してみたかったのがアカニシ貝とツメタ貝の食べ比べ。
結果はアカニシ貝の方が軟らかく、旨味も勝っていました。ツメタ貝も身がしまっていて食べ応えがあり悪くないのですが、私の好みでの勝敗は大差でアカニシ貝の勝利。恐らく他の料理でも同じ傾向だと……勝手に思っています。
ハゼ釣りと潮干狩りの二刀流作戦。今回は結果的に成功だったのですが、個人的オススメはちょっと早めに現場に到着したら潮干狩りのついでにハゼ釣り、のパターン。ハゼ釣り専門でやるのであれば、ここは不安定要素が大きいので、やはりボートか桟橋が無難でしょう。
とはいえ、潮見表を見て「この日はいけそう!」と思ったら行動あるのみ!やや難易度高いハゼ釣りにはなりますが、メジャーリーグでの二刀流よりは遥かに(というより比べ物にならないくらい)容易です(笑)。
興味がある方はぜひトライしてみてください。
<尾崎大祐/TSURINEWSライター>
江戸川放水路