渓流エサ釣りで40cm超えニジマスに32cm尺上イワナ【山梨・桂川】

渓流エサ釣りで40cm超えニジマスに32cm尺上イワナ【山梨・桂川】

7月12日(月)、山梨県都留市を流れる桂川へと渓流釣行。今回の目的は『尺クラスの渓魚に数釣り希望』だったが、結果的にも強欲な釣りを満喫できたのでレポートしよう。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)

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なおぱぱ

ライター紹介文→関東を中心に季節問わず1年中釣りを楽しんでおります。執筆しながら色々と成長をしていきたいと思いますので、宜しくお願い致します。

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渓流釣り 淡水の釣り

場所移動でニジマス入れ食い

それからニジマスは2尾追加したものの、バラシの映像が頭を駆け巡り上手くいかない。これでは駄目だと魚をリリースしてポイント移動を決断することにした。移動先は私も釣行前に気になっていた、数釣りが期待できそうな大淵のあるポイントだ。

とにかくメンタルダメージが酷く、少しでも魚が遊んでくれればとの期待で釣りをすると、爆釣ペースでレギュラーサイズから30cmクラスのニジマスが釣れてくれた。とにかく常時アタリがあり1時間ほど休憩しながらも楽しんだところで、リリースしつつだが元気がない3尾のニジマスはお持ち帰りすることにした。

渓流エサ釣りで40cm超えニジマスに32cm尺上イワナ【山梨・桂川】ニジマスが連発(提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)

40cm超えニジマス顔出し

時間はすでに10時を過ぎているのでどこに入っても同じだろうと、上流方面にのんびりと車を走らせつつ、各入渓点には釣師の車があるのでなさそうな場所を探す。そしてまたお初な区間を見つけると駐車場らしき所には誰も居ないので攻めてみることにした。

まずはコンビニで昼食を購入し、休憩してから勝負することにする。休憩後に駐車場付近をしばらく偵察してポイント確認すると、楽しめそうなポイントが下流にも上流にも見えた。取り急ぎ上流側の大場所へと遡行していくと、数か所に渡り滝があるポイントに到着。サカナの気配は間違いなく濃厚で楽しませてくれそうだ。

仕掛けを入れるとゴツゴツと強めのアタリ、アワせると大物を思わせる重量感である。滝下の流れも味方して走るサカナをイナして楽しむと、ヒレが回復している40cm超えのニジマスである。

渓流エサ釣りで40cm超えニジマスに32cm尺上イワナ【山梨・桂川】この日一番のニジマス(提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)

その後も25cmクラスから30cmクラスのニジマスがポツポツ釣れる。今日はニジマスが釣れすぎていてこのポイントは5尾釣れた時点で下流に移動する。

入渓点に戻ると、釣師が入り下流に入っていくところが見えたので、第3ラウンドも終了だ。

マヅメに備えてラストポイントへ

さすがに疲れが出てきたので車でしばらく仮眠しつつも休憩する。休憩後はすでに15時とマヅメ時が近いので、先ほどは釣り師が2人居たポイントへと移動することにした。幸い駐車スペースに釣り人はいないようなので、ここをラストポイントと決め勝負することにした。

休憩も十分でき、体力的にも大丈夫そうなので入渓。できれば二ジマスラッシュはもう避けておきたい。そう思いながら仕掛けを流してみる。と、すぐにアマゴが掛かった。そしてヤマメ、ヤマメ、ニジマスと連発。更にアマゴが掛かり、コレはチャンスタイム降臨かと期待感。サイズ的にもどれも20cm前後が掛かり楽しい。

渓流エサ釣りで40cm超えニジマスに32cm尺上イワナ【山梨・桂川】2連発したヤマメ(提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)

32cm尺上イワナ登場

エサも少なくなり、釣り開始時より少し雨が振り気持ち増水しているかのような水量に変化していく。そんな時に再びアタリ。掛かると良型確定な重量感で、釣れてくれれば朝イチのバラしも忘れさせてくれそうな雰囲気。タモに納めたサカナは32cmの尺上イワナだ。

エサも残り3つ……。尺上イワナで心が洗われたが、全て使い切り納竿としたい。そして一つ、二つとなくなり、ラストエサは太めのミミズを大胆につけてオモリを追加してゆっくり淵を探る気持ち。

そしてラスト1投目……ゴンゴンと明らかな魚信があり、アワせると大物感。淵から出まいと走りまくり、引きも今日イチに素晴らしい。その間、流しから20秒程度見えたサカナはギラギラな尺上アマゴである。その姿に見惚れ油断したのか、強烈な走りとともに切られてしまい、呆然と立ち尽くした。

渓流エサ釣りで40cm超えニジマスに32cm尺上イワナ【山梨・桂川】ラストポイントで渓魚連発した(提供:TSURINEWSライターなおぱぱ)

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