ビギナーには難解な『船宿の選び方』 避けるべき船宿の具体例とは?

ビギナーには難解な『船宿の選び方』 避けるべき船宿の具体例とは?

空前の釣りブームで、バラエティ番組でも沖釣りをしている姿を目にすることが増えた。興味を抱いたものの船宿選びで悩んでいる方も多いはず。そこで今回は失敗しない船宿選びのコツを紹介しよう。

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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター藤倉聡)

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藤倉聡

主に東京湾、駿河湾(沼津近郊)で釣りをしています。釣りインストラクター東京(JOFI)と千葉(COFI)に所属。インド料理作りにも夢中です。

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乗合船と仕立ての違い

まずは乗合船と仕立て船の違いから説明しよう。

乗合船

乗合船とは対象魚と出船時間などが定められており、一人でも乗船することができる船のことを言う。何といっても気軽に行けるのが魅力だ。ただし出船は最低2人からなどのルールを設けている船宿もあるので注意しよう。

ビギナーには難解な『船宿の選び方』 避けるべき船宿の具体例とは?ある日の乗合船での釣果(提供:TSURINEWSライター藤倉聡)

仕立て船

仕立て船とはあらかじめ仲間で対象魚や出船時間等を決めて船を貸切ることを言う。気心の知れた仲間同士なので自由度が高いのが魅力だ。

入門者の船宿選び

以下、主に乗合船の船宿の選び方について述べて行きたい。

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「初心者歓迎」を謳う船宿

対象魚と釣行エリアが決まったら船宿を選ぼう。この選択によって沖釣りの楽しさが左右されるといっても過言ではないので慎重に決めたい。まずは分かりやすく「初心者歓迎」を謳っている船宿を探したい。

専門誌の船宿紹介欄には対象魚や釣果の他に「初心者歓迎」とか「親切指導」などとアピールしている船宿が多数ある。このような船宿はレンタルタックルも充実しているところが多いので安心だ。

初心者歓迎を謳っていなくとも親切な船宿は多い。特に船宿のHPにファミリーで楽しそうに釣りしているお客さんの写真などがアップされていれば、それはきっと初心者歓迎を意味しているものと思われるので積極的にアプローチしてみよう。

アットホームな船宿

筆者が船宿選びで一番重視しているのは釣果よりもアットホームな船宿の雰囲気だ。たとえ釣れなくても「また行きたい」と思えてしまうそんな船宿を選びたい。

昔は友人知人の口コミが一番の情報源だったが、今ではインターネットの口コミサイトや個人ブログ・SNSなどである程度船宿の雰囲気なども分かるようになってきた。気になる船宿を見つけたらぜひチェックしておきたい。

また釣り教室を実施している船宿もあるので、参加して宿の雰囲気を探るのもいいだろう。

ビギナーには難解な『船宿の選び方』 避けるべき船宿の具体例とは?右舷トモの釣り座(提供:TSURINEWSライター藤倉聡)

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