三重県桑名市を流れる員弁川河口域でテナガエビを狙った。ノベザオ3本をうまくローテーションして27匹の釣果を得たので、その模様をお届けしたい。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・浅井達志)
ラストスパートで27匹ゲット
そんなことを繰り返しているうちに、だんだん潮位が下がってきた。岸際の浅場がポイントとなるため潮の影響は大きい。当日の潮汐を考えると、この場所で釣りができるのは午後8時半までが限度だろう。
そう考えると残された時間はあとわずかしかない。この時点で釣果は20匹を少し超えた程度だ。30匹を目標にラストスパートをかける。
しかし潮位が下がったことでポイントも狭くなり、アタリは散発になってきた。結局、午後8時半までの釣果は27匹。残念ながら目標には届かなかったが、外道のチチブ3匹を足して30匹ということにしておこう(笑)。
テナガエビの素揚げは絶品
とはいえ、わずか1時間という釣行時間を考えれば十分だろう。今回の釣果は翌日、素揚げとなって食卓を彩った。油で揚げて塩を振っただけのシンプルな料理だが、テナガエビの食べ方としては、これ以上のものはないと思っている。
このテナガエビはほとんどの河川の中~下流域に生息し、梅雨明けまで楽しめる。場所によっては秋まで狙えるところもあるが、新子ハゼが湧くとエビだけを選んで釣ることが難しくなるので早めの釣行がお勧めだ。
<週刊つりニュース中部版APC・浅井達志/TSURINEWS編>
員弁川