神奈川県三浦市・城ヶ島の地磯にアオリイカ狙いで釣行。現地調達の小魚を泳がせ本命900gを釣り上げたので、その模様をリポートしたい。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・間宮隆)
城ヶ島の地磯でアオリイカ狙い
6月21日(月)、神奈川県三浦市・城ヶ島の地磯にアオリイカ狙いで釣行。6時少し前、土産街入り口にある有料駐車場に車を止め、そこから5分ほど歩いて京急ホテル下の磯に到着。
晴れ予報のせいか、平日にもかかわらず、主だったポイントには先釣者の姿。実績のある場所に入れず思案していると、運よく西崎の磯に入っていた人が帰り支度している。
トリック仕掛けでエサ確保
入れ替わりで状況を聞くと「明け方からアオリを狙いましたが、アタリすらなくオデコです。今年はダメですね」と、嘆きながら帰っていく。
まず、長竿にトリック仕掛けを付けて磯際に垂らすと、カタクチイワシに小サバ、ベラが入れ食い。バッカンに海水を入れ、エアーポンプで生かす。
泳がせタックル
早々に泳がせ用の活エサを確保できたので、アオリイカ用の竿2本にイワシとサバをセット。
底上1mのタナで開始。水深は4mほど、潮は前日のシケで濁り気味の好条件。
待望の900gアオリイカ登場
しかし、期待に反して退屈な時間がすぎていく。城ヶ島京急ホテルは、長引くコロナ不況の影響もあり今春閉館。
夜に海面を照らす灯りがなくなったことで、そこにあつまってくる小魚、さらにそれを補食するアオリイカが例年に比べて少ないのか……。
あれこれ想像しながら続けていると、16時に待望のアタリ。カタクチイワシをセットした竿先がゆっくり海面へと曲がっていく。タイミングをみて大きくアワせるとフッキング。
バレないように、慎重にリーリングしてネットに収めたのは900g。このあと、17時30分まで粘ったがアタリなく納竿。なんとかオデコをまぬがれ、安堵して帰路に就いた。
<週刊つりニュース関東版APC・間宮隆/TSURINEWS編>