釣りをしていると、突然訪れる「メモリアルフィッシュ」。まさしく記念碑的な大物やビックリゲスト。ランカー級。そういう夢のある魚との出会いが、釣りを熱くしてくれる。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター井上海生)
アジング大ゲスト60cmマゴチ
泉南のアジングで、エステル0.25号に3lbリーダー運用。アジと、たまにカサゴ、メバルにセイゴ、日中はメッキというポイントで、夜のサーフに遠投してボトムでリグをシェイクしていると、何かを掛けた。
今思えば体がヒラを打つような、独特の引きをしたような気もする。テトラ絡みで足元に注意しながら釣っていたので、肝心の掛けたものに関してはさしたる感慨もなく巻いてきたのだが、足元で浮いたところにライトを当てると、大マゴチの奇怪な姿が現れた。卒倒しそうになった。
私が釣った魚で一番おいしかった魚でもある。
ライトゲームではゲスト多彩
アジングメインで肝心の尺アジを達成していないのはアレだが、九州なんかでは当たり前だそうで、いつか遠征に行ったときに釣ればいいのかな、と思う。
何より私がメモリアルフィッシュとして挙げた3種だが、すべてアジングロッドでとっている。尺メバルにしてもそうだ。アジングタックルの潜在性はすごいものがある。小さなワームを用いるアジングでは、いろんなゲストが登場する。これが面白い、と伝えたい。
今年も確実な釣果と、突如現れるビックリゲストを求めて、海に通いたい。
<井上海生/TSURINEWSライター>