カセから食い渋りチヌを攻略 好ゲストに50cm良型『クエ』浮上【三重】

カセから食い渋りチヌを攻略 好ゲストに50cm良型『クエ』浮上【三重】

三重県の南伊勢町木谷に釣行した。チヌを狙ったカカリ釣りであったが、前半にはクエ、納竿間際には本命のチヌをキャッチできたので、その模様をお届けする。

三重県のリアルタイム天気&風波情報

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター 北村光一)

北村光一

滋賀の北村です。1956年生まれ。チヌ最高記録61#5センチ。三重県木谷をホームグランドに筏釣り歴は約30年。

×閉じる

海釣り施設 イカダ&カセ

木谷のカセでチヌ釣り

当日の天候は曇りで長潮、海況は水温が低い上、水面下には魚の姿が見えない。前夜は無料仮眠所で仮眠し、早朝午前5時に起床していつものように船長室でコーヒーブレイクとする。船長から木谷の釣状況を詳しく聞くと、現在の潮はあまりよくなく、チヌの型は今一つという。

本日は6号カセに乗船する。このカセは底がシモリになっていて、根魚がよく釣れている。午前6時過ぎに桟橋から出船した。この日のタックルは、サオが自作穂先、1.6m、リールはチヌジャック、ミチイト、ハリス通しの2号、ハリはチヌバリ3号をセットした。

カセから食い渋りチヌを攻略 好ゲストに50cm良型『クエ』浮上【三重】6号カセからの風景(提供:TSURINEWSライター北村光一)

まずはガシラが入れ食い

6号カセは水深約13mあり、底は岩礁になっている。乗船後、まずはスカリをセット。サオ受け、サオ尻ロープ、タナトリオモリでタナをとり、マーカーする。カセの下には魚影は見えない。いつものように落とし込みで釣を開始する。

水中は澄みきり、潮は動かず、魚影も見えない。ガン玉2Bをハリ元から25cmぐらい上に打ち、さしエサにボイルオキアミをつけて投入した。するとガシラの入れ食い状態になった。

50cmクエ堂々浮上!

底がシモリだから、思いきってハリを6号にかえてクエ狙いを試みる。さしエサはオキアミ、コーンのミックスである。

ダンゴを数個投入して、完全フカセでアタリを待つと、狙いが的中し、ゆっくり穂先を押さえ込んだ瞬間、一気に海中にサオが突き刺さった。大きくアワせるが、サオはたたずにリールからミチイトが出ていく。ようやく魚体をこちらに向けさせた。しかし、重くてイトが巻けない。

仕方なく、リールのレバー近くのスプールを少しずつ巻きとり、何とか数分後に海面に姿を見せたのは、50cmオーバーの良型のクエである。しかし、まだまだクエが抵抗してサオが再度、海中に突っ込んだ。リールを巻こうにも巻けない。すごい引きだ。サオを両手で支える。

ようやく、クエの引きが弱まり、何とかタモに納めた。すぐに、携帯電話で船長に連絡する、思わず笑顔がでた。船長に写真撮影してもらう。

この後もクエ狙いを試みたがアタリはなく、さしエサはそのままの状態で上がってくる。さしエサをこの後もコーン、サナギ、ボケとローテーションするが、いずれもアタリはない。海底の水温が低い。昨夜の大雨の影響かもしれない。

カセから食い渋りチヌを攻略 好ゲストに50cm良型『クエ』浮上【三重】クエをキャッチ(提供:TSURINEWSライター北村光一)

午前はチヌのアタリなし

市販ダンゴ、アラビキサナキをまんべんなく混ぜる。いつものようにアンコを入れてソフトボールサイズのダンゴを5個投入する。アンコは、激荒、アミエビのミックスし、ゴルフボールサイズのダンゴにさしエサのオキアミを入れて投入する。

ダンゴが着低した後もダンゴアタリはない。ダンゴからさしエサが出てもアタリはなく、さしエサは付いたまま上がってくる。さしエサをよく見てみると噛られている。何かエサ取りはいるみたい。数回繰り返すと、ヒイラギ、サバ、イワシが釣れた。

この状態のまま時間が過ぎ、やがて弁当船が来たので、午後の釣りにむけて、再度ソフトボールサイズのダンゴにアンコを入れて5個投入する。昼食中は仕掛けを上げて釣り場をやすめることにした。

カセから食い渋りチヌを攻略 好ゲストに50cm良型『クエ』浮上【三重】釣り座とダンゴ(提供:TSURINEWSライター北村光一)

アジが入れ食いに

ダンゴを、仕掛けを投入する前後に落とす。さしエサにはアタリがないが、さしエサはとられる。このため、4Bのオモリを付けて、ダンゴの周りをさしエサのみで落とし込む。

ダンゴの周りにはエサ取りがいる。入れ食いでアジが釣れる。海底の状況がよくなってきたようだ。しかし、チヌの押さえ込むアタリが出ない。時計を見ると納竿まで後2時間となり夕マヅメに突入する。

次のページで本命チヌ登場!

現在、一部都府県に緊急事態宣言もしくはまん延防止等重点措置が発令中です。外出については行政の最新情報を確認いただき、マスクの着用と3密を避けるよう心がけて下さい。一日も早く、全ての釣り場・船宿に釣り人の笑顔が戻ってくることを、心からお祈りしております。