ヘチ釣り、落とし込み釣り、前打ち釣りに使うエサとして、以前の投稿では岩カニをとり上げたが、今回は春~盛夏に威力を発揮するパイプ虫とイ貝を紹介する。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター伴野慶幸)
パイプ虫のハリへの刺し方
大きな塊から指の関節1つ分までの大きさのかけらを切り出して、管の隙間に、あるいはキリ、千枚通しなどでハリ穴を空けて、ハリを通す。ハリのぐらつき、抜け落ちが気になるようであれば、白いゴム片、あるいはイカの切り身を刺して止めるといい。ハリ先は少し出す。
パイプ虫のかけらの縁から、オレンジ色の虫を少し出してハリ付けすると、魚にアピールして釣果が上がる。
イ貝のハリへの刺し方
1枚掛けと房掛けの2種類がオーソドックス。1枚掛けは貝の縁のとがったほうの隙間からハリ先をこじ入れて、ハリ先を少しだけ出すように刺す。
房掛けは、稚貝の繊維にハリを絡ませるように刺す。大きさはいずれも、指の関節1つ分ぐらいまでで、狙う魚の大きさによって大小を調節するといい。
<伴野慶幸/TSURINEWSライター>