今週のヘラブナ推薦釣り場【茨城県・土浦新川】

今週のヘラブナ推薦釣り場【茨城県・土浦新川】

霞ヶ浦本湖や各河川の乗っ込みは終盤に近づいてきた。そんななか、だんだんと釣果が上向いてきたのが、茨城県土浦市を流れる土浦新川だ。今週はこの土浦新川を紹介する。

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(アイキャッチ画像提供:週刊へらニュース APC・高田恵年)

TSURINEWS編集部

淡水の釣り ヘラブナ釣り

土浦新川の概況

土浦新川の概況は、今年は3月から小さな群れの遡上が続いていたが、ここにきて10~30枚ほどの釣果が出ている。今回紹介する新港橋上流から河口までのエリアでは、ポイント差なく釣れているので、霞ヶ浦産大型美ベラの引きを味わってみては。

昨年は暖冬の影響か、遡上するヘラの群れが大きく、大型の数釣りが楽しめた。今年は例年どおりの傾向で、ここにきて釣果が急激にアップしてきた。

霞ヶ浦本湖も水温も18度と高くなり、水門からの温排水によってさらに水温が上昇。ポイント差なく釣れだして、平均で10~30枚ほどの釣果が出ている。

今週のヘラブナ推薦釣り場【茨城県・土浦新川】概況図(作図:週刊へらニュース APC・高田恵年)

2~4月ごろまでは、ボラの猛攻で釣りにならない日が続いていたが、ここにきてボラは減少。外道はマブナやコイ、時どきアメリカナマズが交じる程度になってきた。それでもヘラの群れが大きくなれば外道のアタリは減るので、本命の大釣りも夢ではない。

例年この時期に、タイミングよく釣行できた人は50枚前後の釣果が出ており、これから梅雨が明けるまで期待大だ。

この川は常に上下に流れがある。それでも、流れが緩ければバランスの底釣りや宙釣りが可能。通常は中・外通しオモリを使用したドボン釣りがメインとなる。

ポイント

土浦新川のポイントを紹介しよう。

河口~温排水水門

温排水は23度と高く、本湖の水と交じると20度以上の水温となる。また日中の日差しによって水温がいっそう上昇するので、ヘラの活性も一段と高くなる。

ヘラの群れの大きさによって食いだす時間帯はまちまちだが、現在は午後から活性が上がって食いが立つ傾向にある。そのせいか常連の出足は遅いが、週末は早朝から混雑することもある。

河口から温排水水門の中間から下流にかけての入釣者が多い。竿は21尺がメインだが、群れが大きい時は16~18尺竿で手返しよく狙ったほうが釣果は伸びる。

水深は、河口から温排水門の中間で1本半弱、ここから河口に向かって1本と浅くなる。温排水水門付近は2本弱。対岸(南岸)に向かってカケサガリになっており、24尺竿だと1本半強ある。

今年は雨が少なくて水位が低いが、これから梅雨入りして増水すると見逃せない時期となり、梅雨明けの7月上旬ごろまで狙える。

温排水水門~新港橋

ここにきて、ヘラの群れが温排水水門上流へも多く遡上してきた。宙釣りの好きな常連は、ここでしか竿を出さない。水深2本弱のところを、タナ1本から1本半ほどを15~17尺竿で狙っている。

今週のヘラブナ推薦釣り場【茨城県・土浦新川】新港橋上流の様子(提供:週刊へらニュース APC・高田恵年)

水深は温排水水門から新港橋間は2本弱と変わらず、流れが強い時はドボン釣りがメインとなる。新港橋下流が混雑している時は、同橋上流の南岸のスロープ下から上流でも釣れだしている。手前のカケアガリを狙って、12~16尺竿で10~20枚ほどの釣果が出ている。

釣り方

常に上下に流れがつくので、安定しているのはドボン釣り。ボラは減ったが、水温が上昇してくると今度はアメリカナマズが多くなる。流れが緩い時は宙釣りも十分可能。

遡上する群れの大きさにしたがって竿は短くなるが、現在は温排水水門の下流で21尺竿が中心。食いが悪い場合は、それ以上長く24尺竿がいい時もあるが、左右の釣り人にひと声かけてから使用しよう。

温排水水門の上流は15~18尺竿でタナ1本前後の宙釣りで狙うが、流れが強い時はドボン釣りでしか狙えない。

タックルとしては、水深が浅いうえに、釣れるヘラの型がいいので太めのラインがオススメ。道糸1.5~2号、ハリス0.6~0.8号上30cm、下40~45cm。ハリは宙釣りならリグルまたはバラサ7~8号、底釣りならリグルまたはセッサ7~8号。

ウキは宙釣りならPCムクまたは細パイプトップ、底釣りなら小さなアタリでも取れるグラスムクか細パイプトップがオススメ。

ドボン釣りは中・外通しともにライトドボンがよく、オモリは0.3~1.5号程度まで用意しておこう。

エサは宙・底ともに両グルテンがメイン。バラケを打つとコイやボラ、アメリカナマズを寄せてしまうので注意必要だ。

宙釣りの配合例は、新べらグルテン100cc+へらグルテンLL100cc+水180cc。またはグルテン四季50cc+へらグルテンLL50cc+水100cc。底釣りの配合例は、新べらグルテン底50cc+グルテン四季50cc+わたグル50cc+水170cc。またはグルテン四季50cc+わたグル50cc+水120cc。

<週刊へらニュース APC・高田恵年/TSURINEWS編>

▼この釣り場について
土浦新川
入釣無料。釣り台、水汲み用ヒモ付きバケツ必携。
この記事は『週刊へらニュース』2021年5月28日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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