滋賀県長浜市西浅井町菅浦のレンタルボートを利用して、釣友の熊澤さんとトローリングでビワマス釣りに挑んだ。GPSのマーク付近で移動を繰り返し連発。10匹をキープした釣行を紹介する。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・鈴木利夫)
琵琶湖でレイクトローリング
4月21日は午後から風が強くなる予報なので、午前中が勝負。午前5時30分ごろに現地に着くと、数人のバス釣りアングラーがいた。早速受付を終えてレンタルボートに乗り込んだ。
熊澤キャプテンの操縦で竹生島方面に向かうと、風は弱く湖面も穏やかだ。この日は熊澤さんが、道具を全部準備してくれた。やがて流すポイントが定まると、トモから2本、両舷ミヨシ各1本、計4本のサオを出す。
熊澤さんは両舷ミヨシのサオにレッドコアライン、ルアーはスプーンで投入準備に入る。私がその間はハンドルを握り、ゆっくり走行する。熊澤さんが投入を終えると、100mほどレッドコアラインを出してアタリを待つ。
ここから低速でトロ―リングする。私はミヨシに座り、サオがたたかれるまでのんびり待つ。
開始10分でビワマス登場
10分が経過したころ、左舷ミヨシのサオがたたかれた。素早くアワセを入れながら、ゆっくり巻き上げる。熊澤キャプテンが駆け寄り、ネットに収まるビワマス。45cm前後の良型で、銀色に輝いた魚体が美しい。
再び仕掛けを投入して流すと、両舷のサオが同時に曲がった。ダブルヒットだ。しかし上がったビワマスは30cm以下なので即リリース。
強引制して56cmゲット
この日は左舷ミヨシのサオが頻繁にアタる。再び大きなアタリが出たので、私がアワせると強い引き。大きなサオの曲がりを見て、熊澤さんはバラシ防止のためエンジンを停止した。私が慎重に巻き上げると、大きなビワマスが浮上し熊澤さんが無事ネットイン。検寸すると56cmだった。
開始から1時間も経過していないが、頻繁にアタリがある。熊澤キャプテンはアタリが連発するから4本のサオ出しはなしで、「2本のサオ先に集中しよう」と言う。