福岡県宗像・神湊港から出船の第2健栄丸で、産卵のためにシャローの藻場に入ってきた大型アオリイカを狙う4月、5月限定のボートエギングに挑戦してきたのでリポートする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版APC・吉川徹)
第2健栄丸でボートエギング
昨年はボートエギング1年目だったためいろいろ教わりながらやった。感想はティップランより難しい。今年は当て側の釣り(キャストしラインでアタリを取る)を極めたい。
4月24日午前中は出船大丈夫ということで午前6時出船。ポイントまでは10分ほど。土曜日ということもあり、多くの遊漁船やプレジャーボートがポイントに集まっていた。
第1投目で1.3kg本命
実釣開始、水深約8m。第1投目、いきなり同行者の徳重さんにヒットした模様。根掛かりかと本人は思っていたようで、ティップの動きとドラグの出方を見たら「それイカですよ」と教えてあげた。上がってきたのは1kgアップのオスのアオリイカ。三苫船長に計測してもらうと1.3kg。いきなりの出来事にビギナーズラックと言って大喜びだった。
筆者にも1kgアップ本命
7時、やっとアタった。500gのアオリイカ。しかし、この個体のアタリは分からなかった。着底後、シャクろうとしたら乗っていた。釣れたことは嬉しいが「釣れた」ではなく「釣った(ラインでアタリを取り掛けた)」喜びがほしい。
ミヨシの同船者が、また掛けた。エギを見るとダートマスターラトル。早速、同じエギにチェンジ。すると2投目の3回巻きジャクリをしてフォール中にアタった(海面にラインをたるませてフォール中のアタリが分かるようにした)。ビシッとアワせるとギュンギュンとラインも出てジェット噴射が気持ちいい。上がってきたのは1kgアップ、徳重さんのよりやや小型だった。ラインでアタリを取る理想の釣りができ嬉しい1尾だった。
バラシは無念の2kgアップ
8時30分ごろ、船中アタリも遠のき、エギをパタパタキャスト喰わせ(モンスターマスターカラー)にチェンジ。キャストし、着底までのラインの動きを見ていると、着底したかなと思ったら最後のラインの動きが異様に早かった。ビシッとアワせると、ものすごいトルクとドラグの出方。間違いなく2kgアップだと確信。しばらくやり取りをしたが、無念のバラシ。横抱きしていたようだ。