知っていそうで実は知らない貝の下処理方法 潮干狩り前に要チェック

知っていそうで実は知らない貝の下処理方法 潮干狩り前に要チェック

スーパーなどで買ってきた貝はもちろんそのまま料理をすることが可能ですが、干潟で採ってきた貝はそうはいきません。そんな貝の下処理方法を種類別に解説します。

(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)

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尾崎大祐

埼玉県在住。二児のパパで趣味はサラリーマン。釣りをはじめとした食材採取に全精力を注いでいます。

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お役立ち その他

海水を家で作ろう

話は前後してしまいますが、砂抜き泥抜きに必要な海水はできることなら現場からペットボトルなどにて持ち帰るのがベスト。その方が貝たちは元気に口を開けてくれるからです。しかし、電車を利用するなどでこれが困難な場合は、砂抜きに使う海水は作る必要があります。目安は塩分濃度3%。500mlの水に大さじ1の塩でOKです。

また、エアーレーションの機械(ブクブク)がない場合は、海水で貝が完全に水没させるのではなく、貝殻が少し水面から出るようにして砂抜き、泥抜きしてやるといいです。一応、豆知識として。

稀に超レアな貝が採れることも!

写真右下の貝は下処理必要ないイシカゲ貝(なのでランクはAですね)。東京湾どころか全国的に見ても幻レベルの貝で、旨味、食感ともに最高レベル。海水に入れたらすぐにベロを出し、元気に動き回っていました。「元気に動き回る」はイシカゲ貝の大きな特徴なのだそうです。

知っていそうで実は知らない貝の下処理方法 潮干狩り前に要チェックレアな貝が採れることも(提供:TSURINEWSライター尾崎大祐)

たま~にですが、このような珍しい貝が採れてしまうのも潮干狩りの面白いところだと思います。

<尾崎大祐/TSURINEWSライター>