春となり気温が上がり各地でアカハタの釣果を耳にするようになった。今回は神奈川県小田原方面の地磯で、今シーズン初のアカハタをゲットしたのでリポートする。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター山下洋太)
当日の条件とポイント特性
当日の条件は以下の通りであった。
日時:4月27日 6:30~11:30
天候:晴れ ほぼ無風
潮回り:大潮 干潮4:30 満潮10:50
タックルはロッドがワールドシャウラ2832rs、リールがツインパワーXD4000xg、ラインはPEライン1.2号、リーダーはフロロカーボン20lbとした。
今回のポイントは、近年人気がありアングラーが多くハイプレッシャーなポイントだ。起伏の変化が激しくいかにもアカハタが住処にしているであろう場所が点在している。またエサも豊富で、足元を見るとエビやカニなどの甲殻類、沖にはベイトフィッシュが常に溜まっている場所だ。
テキサスリグに反応あり
アカハタゲームでは基本となるリグのテキサスリグをまずセットした。シンカーはナツメオモリの5号に3inchのグラブ系ワームで、カラーは神奈川県内でよく釣れるピンクグローを使用した。
開始2投目でショートバイトがあるが、フッキングまで至らず。次の1投でもバイトがあったが、どちらもショートバイトでワームのテールだけがなくなっていた。フグであればアタリがほぼわからずいきなりワームに綺麗な歯形が付くことが多いが、今回の食われ方はフグではなくアカハタであると思い、ワームのサイズを下げることにした。
2inchワームでヒット
ショートバイトだったため、ワームを2inchにしたところヒット。今シーズン初のアカハタをキャッチした。しかしサイズが20cmにも満たないような小型であったため即リリースした。
その後はフグ連発で、ワームが1投でかじられて交換しなければならなくなってしまった。何投かするとフグにも食われなくなり、移動することにした。
ブレードで追加
移動後、テキサスリグのフックにブレードを装着した。昨シーズンアカハタにはブレードがかなり有効だと感じていたため、よく使用している。
ブレードを付けて数投するとバイトがありヒットしたが、定番ゲストのカサゴであった。ブレードを付けた時に意識していることは、ブレードがよく動くようにリフトアンドフォールをいつもより大きめにすることだ。この誘い方でまたヒットし、20cmほどのアカハタをキャッチした。
このポイントは水深10mラインで、この水深ではサイズが小さいと感じ、深い水深を狙える立ち位置へ移動した。