早くも開幕した博多湾のタチウオ釣り。食いが浅くアタリも小さいですが、繊細なアタリをキャッチしてしっかり食わせ、良型に出会えた4月8日の釣行をリポートします。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター花村悦代)
SEASONでライトテンヤタチウオ
4月8日中潮、福岡市西区にある唐泊漁港から出船の遊漁船SEASONで向かうのは博多湾内。乗り合い4人。本当にこの時期にタチウオが釣れるのかと半信半疑な方も居るなか、今シーズン既にドラゴンサイズを何本も上げていると話すと皆のテンションは最高潮。和気あいあいと話していると、あっという間にポイントに到着しました。早速25gのテンヤにキビナゴを巻いて落としていきます。
フッキングの駆け引き
コツンと小さいアタリはちょこちょことありますが、なかなか食い込みません。タチウオがその場でエサのキビナゴを居食いしているのか、フッキングしても乗せられない状況です。
そんな時は、アタリがあったらすぐにサオを下げて誘いを入れます。それでも食わない場合は、ラインを1~2m送り込んで飲み込ませます。するとサオ先のテンションが抜け、ブルブルとサオ先が震えました。
タチウオが食っているのを感じてからフッキング。スルスルと上がってくるので小さいかなと思いながらラインを巻いていくと、急に引きが強くなりドラグが爽快に唸ります。良型を確信し思い切り抜き上げ、美しい銀色の魚体が船の上で踊りました。
船上は良型連発
食わせるパターンをつかんだらもうこっちのもの、船上は大にぎわい。乗り合いでご一緒した方たちと水深やパターンを共有しながら釣果を伸ばします。
私と同様に女の子1人で乗船の愛実ちゃんは、風がなく潮もあまり動かなくなったので、テンヤを20gに落としました。するとその判断が大当たり。良型GETに「きゃー!やったー!!」とおおはしゃぎ。男性陣も負けてられぬと大奮闘、笑いの絶えないとても楽しい時間を過ごしました。
最終釣果
港に戻り釣果を確認すると、良型多数で何と13匹を釣り上げていました。繊細なアタリについついハマってしまうライトテンヤタチウオ。タチウオは刺し身に焙り、なめろうに天ぷらとどれも最高に美味でした。釣ってよし食べてよし、最高のターゲットです。
<花村悦代/TSURINEWSライター>