山口県長門市青海島へヤリイカエギングに出かけた。乗らないアタリが多かったが、空振り覚悟のアワセでヒットにつなげることができ、16匹を仕留めた釣行をリポートする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版APC・藤井貴之)
青海島でヤリイカエギング
3月前半に好釣果を得たので、気を良くして1週間後に訪れた際は2匹と撃沈。このまま終わる訳にもいかないので、今期ラストと意気込んで3月25日、山口県長門市青海島へヤリイカ狙いで釣行してきた。
エサ巻きの邪道エギで挑戦
午後8時ごろポイント到着。奥まった場所に陣取り電気ウキ仕掛けをセットして投入。が、嫌な音とともに電気ウキがはるか彼方へと飛んでいった。
予備を準備していなかったため、エサ巻きエギの「邪道」1本で勝負。
キビナゴエサで胴長20cm
開始から1時間、反応もなければエサもかじられない。「さすがに終わってしまったか」と思いながらウキ釣り師の調査に行くと、ぽつぽつではあるがアタっているとのこと。イカはいる!
エサをささ身からキビナゴに変更した1投目、待望のアタリ! ようやく釣り上げたのは胴長20cmクラスのヤリイカ。
乗らないアタリをアワせて攻略
その後も反応はあるがフッキングしない。この日はキビナゴが正解のようだ。再び反応はあったが乗らない。
ゆっくり巻いてくるとエギを横抱きしている前回と同じ状況。ヘッドライトで照らしながら、カンナをイカの方へ向けるように操作し、抱きついた瞬間にアワせてようやく2匹目をゲット!
とにかくレンジを決めてエギをこちらに向かせ、常に張った状態から反応があれば空振り覚悟でアワせる作戦に。これが功を奏したのか、時合い到来のタイミングも相まって、約1時間で14匹のイカを追加。掛け切れないものもアワせれば、結構楽しめる状況となった。