冬から春にかけて、三重県志摩沖などで話題となる「トンジギ」。このトンジギだが、関東在住アングラーの私でも比較的挑戦しやすい南伊豆でチャレンジしてきた。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター古谷健太)
最終釣果
その後もぽつぽつと絶えずヒットがあり、私も2匹目の10㎏超のマグロを追加できた。女性アングラーでも複数キャッチし、トップの方は合計7本のビンチョウマグロをゲットしていた。
船中釣果は7人で18本、残念ながらお一人だけキャッチならずであったが、その方もヒットはあり、水面で惜しくもバレてしまったもので、マグロとのファイトはこの日乗船した全メンバーが体験することとなった。朝の船長の言葉とは裏腹に好釣果で終わることができた。
この日の数日前には10本超えゲットが複数人出るなど、相当派手な釣果になる日もあり、挑戦するならまさに今といった感じだ。
今後の展望
この釣りは伊豆の南沖という遠征の釣りになるため、風や波によっては出船できないことが多く、まず出船できたことが幸いで、しかもなかなか好調の日に乗船できて良い一日となった。シーズン中に再度訪れたいと思っているが、突然の釣行となったため、準備が間に合わなかったジグなどもあった。次回は新しいジグの効果、そしてどんな釣りになるか、楽しみである。
帰り際、船長から聞いた話では、例年4月ごろから段々とビンチョウマグロの群れは減っていき、ここにキハダが混じるようになり、段々とトンジギは終わりを迎えることになるとのことである。挑戦をお考えの方はなんとか釣れている今のうちに早めの挑戦をお勧めする。
<古谷健太/TSURINEWSライター>