釣り人の靴事情。水辺で釣りをするからには、靴底のグリップは重要な問題だ。今回は釣り靴について、ライトゲームメインの筆者が自分なりの考え方、使い分けなどを語りたい。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター井上海生)
アウトドア製品への過信は禁物
釣り人が身にまとうウェアとして、アウトドブランドのものがよく見られる。これは軽装なライトゲームやショアの釣りでは十分だろう。ただ靴に関しては、特に危険がある場所に行こうとするとき、あまりアウトドア製品を過信してはいけないと思う。
たとえば、軽山用の短靴などは一見非常に良さそうである。しかしこれはあくまで山での使用を考えたもので、渓流ならそれでいいかもしれないが、海釣りの普通の消波ブロック沿いはともかく、小磯などのちょっと不安な場所には流用できない。
同じアウトドア製品を買うなら、釣り靴だってアウトドア製品なのだから、釣り専用のものを釣具店で見てみよう。
ベストアンサーは1500円?
以上、靴の重要性について述べた。その上で、参考までに筆者が愛用しているのは、「PVC防水シューズ」という、有名な作業着屋さんのゴム靴だ。防水性能が高く、実際雨が降っても水が入りにくいほどよい丈で、グリップ性能が非常にいい。なんと1500円で買える。
ただ私の好みとして、インソールは有名スニーカーメーカーの1500円の品を買って入れている。このインソールが無上の履き心地で、合わせてたった3000円で、少なくとも普通の波止周りには不足ない靴が履ける。快適で安全な靴を履いて、釣りを楽しもう。
<井上海生/TSURINEWSライター>