福岡県宗像市・鐘崎港の第五大安丸に乗り込みタイラバにトライした。大島沖をドテラ流しで探り、良型マダイにアラカブを仕留めた釣行をお届けする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版APC・山﨑和彦)
第五大安丸でタイラバ
2月25日はTEAM雑魚の原田さんとの釣行。午前6時に出船し、約30分でポイントに到着。今回は、大島沖の水深60~70mラインをドテラ流しで攻めるということでとても楽しみだ。
潮は大潮で水温は14.5度、タイラバはその日の気象状況などによりヘッドやネクタイ、スカートのカラーや形状などをイメージしてひとつの仕掛けを作る訳だが、私はスピニングタックルにグリーンゴールド100gのヘッド、ゴールドのカーリーネクタイをチョイスして第1投。
60cm級頭に本命次々と
ドキドキ気分で落としていくと、海底は砂やゴロタ石で起伏などはあまりなく、ステイして速巻きで10回ほど巻いたところでいきなりドンと乗った。PEライン1号とリーダー5号なので強引に勝負するが、優しく魚をいたわる気持ちで何度かの締め込みを感じ、紅色も鮮やかなマダイを取り込んだ。それから同船者にもアタリがありマダイ60cm級を取り込んだ。
しばらくアタリがないので、オレンジ系にチェンジしてネクタイを長めにして落としてみた。原田さんに良いアタリがあり50cmのきれいなマダイを取り込んだ。
私にはアタリもなくなったので、ヘッドをワインレッド系に変えてみた。大潮回りは難しいと考えていた途端、原田さんにアタリがありロッドが海面に突っ込んだ。引きは相当強く幾度も締め込みに耐え、やがて10m先に青白くブワ~っと浮いてきたマダイ60cmを釣り上げた。
アラカブのWヒットも
そして、私にもフォール中にアタリがありラインが止まった瞬間、一気に10mほど走られた。止まった瞬間2、3度大きくアワセを入れながら戦闘体勢を整え準備完了、巻きに入るがまたまた走り出す。この確かな手応えにドキドキしながら激しい抵抗に耐えて応戦。
ポンピングで引き寄せ、とうとう姿を現したのはピンク色の美しいマダイで思わずガッツポーズ。真冬の玄界灘だが、風が心地よく感じた瞬間だった。その後、良型のアラカブがダブルで釣れたり、とても楽しいひとときを過ごすことができた。
これからはマダイやほかの魚も乗っ込みに入り楽しい季節に入るが、マスク着用やモラル関連には十分気をつけて釣行してほしい。
祝大漁 祈安全
<週刊つりニュース西部版APC・山﨑和彦/TSURINEWS編>