解禁直後のボートトラウトゲーム堪能　乗らないアタリに苦戦【芦ノ湖】

トラウト ルアー＆フライ

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移動して探るもアタリなし

このあと、魚探アラームが静かになる。周りを見ても釣れていないので、相談のうえ大移動を決意。霧雨で煙るなか、湖尻まで一気に走る。

桃源台港～キャンプ場前、湖尻水門と探ってみるが、こちらもモーニングサービスは終わっているようでアタリなし。やむなく戻ってトイレ休憩。昼前になると雲が切れて青空が見えてきた。

風もなく釣り日和だが、どうもトラウトたちの活性は低い。というか、この時期、まだ大きな回遊はしていないと思うので、溜まり場所を見つけられない。

箱根神社方面では、エサ釣りでぽつりぽつりと小型のニジマスが釣れているようだが、動いてばかりでは…。

アタリはあったが釣果は……

後半はボート店前周辺のシャローで粘ることにする。塚原さんは相変わらずMIUの黒金ゼブラをキャスト。アピール度を高めようと同色の8gを試す。

すると、これが奏功したのか3、4度連続ヒット。しかし、ロッドが軟らかいせいか、すべてフックアウト。「次回は竿を替える」と悔しそうだった。

15時に桟橋へ帰着。アタリの数のわりに取り込めた魚は少なかった。それでも、昔と変わらない自然のなか、旧友と湖上に浮かべたことに感謝。毎年のように「来年こそは…」と会話しながら帰路に就いた。

＜週刊つりニュース関東版 佐藤理／TSURINEWS編＞