1月中旬、2021年の釣り初めに妻と三重県四日市市の霞ケ浦ふ頭のアナゴを狙った。本命アナゴを妻が連釣、大小交じり5匹の最終釣果となった。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・石川友久)
霞ヶ浦埠頭でアナゴ釣り
エサは地元のフィッシング遊で購入。三重県四日市市の霞ケ浦ふ頭の釣り場には、日が沈み始めた午後4時45分に到着した。明るいうちに仕掛けをセットする。気温は6度だが、鈴鹿山脈から吹き付ける北西の風が強く、体感温度を押し下げる。指先がない釣り用の軍手をしていたが、それでも手がかじかんで準備に手間取った。
霞ケ浦ふ頭は、車を堤防の近くに駐車して車内からサオ先の動きを監視できるのが最大のメリット。防寒着を着ていれば、エンジンを掛けず車内にいるだけでも寒さを緩和できる。
当日は製造された乗用車の置き場として使用されていたため半分は立ち入りが制限されていた。その分、釣り人は少なかったが、それでも等間隔でサオを出し、ヒイカやアナゴを狙っていた。
今年1匹目はセイゴ
妻と私で2本ずつ、計4本のサオを出す。妻は早々と準備を終えて車内から監視する。エサはアオイソメだ。
少々遅れて準備をしていると、最初にセットしたサオにアタリが出た。けれど準備中だったため気が付かず、サオの先端が微妙に動いているのにやっと気が付き上げてみると、外道だがセイゴをキャッチ。これが2021年最初の1匹だ。
妻がアナゴ連発
30分後、暗くなりかけたころに妻のサオにアタリがあり、車内から出て仕掛けを上げると良型のアナゴがヒット。11月と比較すると多少型が良くなっているようだ。
続いて妻の別のサオにアタリがあり、連続してアナゴをキャッチ。私のサオにも反応があったが、上げてくる途中でハリから外れた。とても軽かったので外道だろう。
すぐに仕掛けを入れるとアタリがあり、軽くアワセを入れるとマハゼが上がってきた。アナゴの他にも外道がいるため、アタリがあるなしにかかわらずエサのチェックが必要だと実感した。
ポイントは堤防際ギリギリ
午後8時の気温は5度。相変わらず強風が吹いて寒さを感じる。まるでスキー場にいるようだ。持参したカップラーメンを作って車内で食べる。普段は食べることが少ないカップラーメンだが、この寒さがよりおいしくしてくれた。
しばらくキャッチから遠のいていたが、この後に妻がアナゴをキャッチ。アナゴが食ってくるのは堤防際ギリギリか、2~3mの範囲に集中していた。周辺のアナゴ狙いの人も、仕掛けを投げず、そのまま落下させてアタリを待っていたようだ。
この日の釣果は、アナゴ大小含めて5匹、セイゴ1匹、マハゼ(リリース)だった。アナゴとセイゴは天ぷらにして、次の日の夕食で食した。
<週刊つりニュース中部版 APC・石川友久/TSURINEWS編>
霞埠頭