今さら聞けないヘッドライトのキホン:代表的な種類と付属機能

今さら聞けないヘッドライトのキホン:代表的な種類と付属機能

最近のヘッドライトは、スイッチひとつで明るさやパターンなどが変更きるものがあり、オススメです。今回はそんな"ライトの種類"と"付属機能"をテーマに紹介します。

(アイキャッチ画像提供:WEBライター・多賀英二)

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多賀 英二

フカセ釣りメインでやっています。ターゲットはクロ、チヌ、タイです。山口県は北部、西部の磯や波止、大分、長崎、鹿児島など幅広くフィールドに足を運んでいます。釣り場であった際は、情報交換しましょう。国産ラインメーカーfathomのフィールドモニターとしても活動しています。

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ヘッドライトの「ルーメン」とは

ヘッドライトを選ぶ上で、”ルーメン”という言葉を目にすることが多いとおもいます。ルーメンは、”バルブが出している光の量”と考えるのがわかりやすいと思います。基本的には数字が大きいものが明るいですが、稀にライトの構造が悪く、ルーメン数を大きいものに買いかえたものの、暗く見えるということがあるので注意が必要でしょう。

「明るさ」だけが全てじゃない

ライトの明るさはシーンに合わせて使い分けるといいでしょう。地磯や波止のような釣り場まで距離がある場合は、「足元や遠くを照らしてくれるような明るいもの」がオススメでしょう。反対にさしエサをつけるような「手元だけ見えればいい」シーンでは極力、海面に光を当てたくないので上記のような明るさは必要ないと思います。

今さら聞けないヘッドライトのキホン:代表的な種類と付属機能目的に応じて使い分けるのがベスト(提供:WEBライター・多賀英二)

ライトの種類と特徴

シーンに応じて明るさを使い分けたいけど、2つも3つもヘッドライトを持って行くのは、コンパクトさを求める釣りでは不向きだと思います。

光量調整タイプ

そんな時にオススメなのが、「切りかえスイッチ付き」のライトです。強・中・弱・点滅の切りかえが主流といえるでしょう。

照射調整タイプ

他にも、光を絞ったり広げたりできる機能が備わっているものもや、センサー付きのものもあり、「切りかえスイッチ付き」と「センサー付きの」のものが特にオススメです。センサー付きのものは、手をかざせばON・OFFができるので突然の大物が掛かってやり取りをするときや、タモ入れの際に重宝するでしょう。

今さら聞けないヘッドライトのキホン:代表的な種類と付属機能光を絞ったり手をかざすだけでON・OFFができるものも(提供:WEBライター・多賀英二)

赤灯タイプ

実釣中は「赤灯」を強くオススメします。赤色の光は水に溶け込みやすく、水深が深くなるにつれ一番初めに消える色というデータもあるほどです。海中を照らした時、白のライトだったら魚が散ることが多いですが、赤のライトだとほとんど散ることがないように、赤灯の効果は大といえるでしょう。

今さら聞けないヘッドライトのキホン:代表的な種類と付属機能魚を驚かせない赤灯はオススメ(提供:WEBライター・多賀英二)

近年のヘッドライトは進化していて、付属機能も充実しています。購入する前に手に取ったり、説明にしっかり目を通したりして、お気に入りのライトを見つけてはいかがでしょうか。

<多賀英二/TSURINEWS・WEBライター>