マコガレイは肉厚の個体が多く、古くから江戸前の魚として人気の釣り物。東京湾奥のマコガレイの基本的な狙い方などを紹介する。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版編集部)
マコガレイの釣り方
置き竿が主流で、2本使用なら1本は船下に入れる。潮向きと流れ具合を確認し、2本目はキャスト。ミチイトは、張らず緩めずの状態で魚に違和感を与えないように。
だが、置きっぱなしはNG。反対にひん繁な竿上げもダメで、10分ほどのポーズを取ってゆっくり竿を立てて、アタリを聞く。反応がなければ、聞き上げたぶんだけ巻き取り、竿先を上下に動かしてオモリで底を小突いて、また置く。少しずつ誘いながら探り寄せる。
未来に向けて
近年個体数が減少傾向にある江戸前のマコガレイ。
東京湾遊漁船業協同組合では、昨年7月に羽田沖に1万尾の稚魚を放流。神奈川県栽培漁業協会なども積極的に放流を行っている。
いつまでもこの釣りが楽しめるように、小型はリリースするなどの心がけが肝要だ。