フカセクロダイ釣りに欠かせないまきエサ。今回は、筆者が使用するまきエサ配合パターン4つを紹介。それぞれの配合ごとに、まきエサの特徴が異なります。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・杉本隼一)
フカセ釣りの「まきエサ」
クロダイのフカセ釣りで使用するまきエサは、重さがあるので素早く底に沈む特徴があります。また、穀物やムギなどが多く含まれており、水中で濁りが発生することも特徴です。オキアミと配合エサをブレンドして作るのが一般的で、配合エサがクロダイの食欲を刺激する効果もあります。
人間の食事に例えるとオキアミが主食(お米)で、配合エサが主菜(おかず)のイメージです。ご飯だけでは物足りませんが、おかずがあればご飯が進むのは人間もクロダイも同じなのかもしれません。
状況に適した「ブレンド」を
まきエサ作りでは数種類の配合エサをブレンドすることも多く、市販の配合エサにはブレンド例が記載されていることも。配合エサは、濁りが強いが遠投しにくいものやオールラウンドに使えるが目立った特徴がないなどそれぞれ一長一短なので、他の配合エサやサナギミンチなどをブレンドして弱点をカバーします。
配合の内容や比率は季節や釣り場によって変わり、例として水温が高い時期ならエサ取り対策で集魚力を控えめにした配合が多いです。釣行前にはあらかじめ釣り場の情報を仕入れておくと、まきエサの配合内容を考える際に役立ちます。