今年もアユ釣り師が待ちに待ったトモ釣りシーズンがやってきた。
すでに解禁した河川もあるが、これから開幕というところも。
今回は「おいしいアユ」として全国的に評判の高い岐阜県の和良川を紹介したい。
和良川について
アユ釣り場は全長9kmくらいの小河川(和良鮎友釣り便利マップは各オトリ店でもらえる)で、道路(駐車場)から容易に河原に出ることができる。
水引きの早い川なので、大雨が降って近郊の河川がサオ出し不可能でも和良川ならサオ出し可能。
朝に増水・濁りが出ていても数時間で濁りがなくなるからうれしい。
おすすめポイント
今年は法師丸(ほしまる)橋上流の左岸に大きな駐車場が新設された。
その前が好ポイント。
今までは数台しか止められなかったが、今年は30台くらい止められそうだ。
穴場的だった釣り場がオープンになったので、太公望でにぎわうのは間違いない。
ここはトロ場を泳がせで狙いたい。
川に入らず岸からオトリを泳がせれば目印は対岸にぶっ飛ぶはずだ。
【人気泳がせ釣りスポット】
人気の泳がせ釣り場は、
1.神淵洞(かぶちぼら)橋上流の和良オートキャンプ場上流
2.法師丸上流
3.和良診療所裏
どこも駐車場があるので安心だ。
荒瀬で楽しみたい人にお勧めなのは、
1.喫茶カフェカーネス下流・藤村建設前
2.上ケ田瀬(あがたせ)橋下流
.喫茶カフェカーネス下流・藤村建設前は左岸からサオを出し、上ケ田瀬橋下流は右岸からサオを出す。
【トモ釣り専用区】
トモ釣り専用区は2カ所あり
1.法師丸橋下のエン堤から下洞橋下のエン堤まで
2.宮下橋から上ケ田瀬橋まで。
一般解禁日から9月10日(月)までサオ出し可能。
タックル&仕掛け
和良川は、川に入らず岸から静かにサオ出しするのが基本。
サオは9mが無難。
水深は浅いので、ラインはフロロまたはナイロン対応で大丈夫。
太さは0.15~0.175号がベストだろう。
放流や解禁日詳細
【稚アユ放流】
今年は1450kg予定されており、すでに4月9日からの3日間に1150kg(湖産850kg、県産300kg)放流されている。
大きさは10~25g。
7月上旬に二次放流(湖産300kg)が予定されている。
【アユ買い取り】
和良川で釣ったアユは買い取ってもらえる。
2016年に『和良鮎を守る会』が発足され、和良鮎買取出荷場がオープンした。
和良川漁業組合公認で直接持ち込めば1匹単位で買い取ってくれるのがうれしい。
【解禁日・遊漁料&オトリ店】
特別解禁日は5月26日(土)と27日(日)の2日間。
本解禁は6月9日(土)から。
遊漁料は年券1万円、日券2千円。
75歳以上は年券7千円、日券千円。
オトリは3匹千円。
まとめ
今年の和良川は、稚魚放流後に適度な雨でアカがぶっ飛び石は洗われている。
この状況なら特別解禁から入れ掛かりの爆釣の可能性は高く楽しみだ。
和良アユはおいしいと大評判。
和良川へ行くなら今でしょ!
<週刊つりニュース中部版 APC・鈴木利夫/TSURINEWS編>
和良川漁協組合