11月30日、愛知・衣浦湾にてボート釣りでマゴチを狙いました。筆者の攻略法と使用ルアーを紹介しつつ、当日の模様をレポートします。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・杉浦永)
冬の衣浦湾でボートマゴチ
12月から私のホームグラウンドである愛知・衣浦湾で本格的なシーズンを迎えるマゴチ。「深場で釣れることが多いのでは?」と思う人もいると思いますが、汽水域や河口のブレイクラインを狙うことで、まだまだシャローでも釣れることが証明されている魚です。今回はそんな冬のマゴチを攻略してきました。
マゴチ釣りのシーズン
マゴチ釣りのメインシーズンは4月から11月で、主にキスが接岸する6~9月が狙い目とする場合が多いです。冬はマゴチが最も釣れづらいとされるシーズン。マゴチは夏に産卵を行うためシャローへ接岸してきますが、秋から冬にかけて深場へ移動すると考えられています。
そのため、冬はシャローでマゴチが釣れづらくなる季節ですが、ブレイクラインや汽水域などの河口周辺をていねいに広範囲を攻めることで釣ることが可能です。
マゴチ釣りの魅力は、なんと言っても強い引きにあります。ヒットしてからのヘッドシェイクと強い引きでアングラーを魅了します。釣った後は食味を楽しみです。煮付けにしたり、刺し身、天ぷらにしたりと、料理の範囲も多種多様。白身で淡白な味わいは一度食べると虜ですよ。
タックル&リグ
使用するタックルは狙い方にもよりますが、専用タックルでなくてもシーバスタックルやバスタックルが流用可能です。1ozくらいまでのルアーウエイトを乗せることができるロッドを選びましょう。
ワーム+ジグヘッド
今回使用したのはワーム+ジグヘッド。リグのスタイルは様々で、砂地のポイントではジグヘッドタイプで構いませんが、根掛かりするような地形の場合はテキサスリグや直リグなどでも狙えます。
デメリットとしては、サーチするテンポをスローにしなければならないことでしょうか。
ボトムワインド
ほかにボトムワインドパターンも有効です。素早くジャークして海底付近でルアーをダートさせるメソッドです。メリットとしてテンポが速い釣りが可能で、リアクションバイトも狙えます。
デメリットは、ある程度浅い水深に限定されることや岩礁地帯の場合は根掛かりしやすい点です。
バイブレーション
また、鉄板バイブのリフト&フォールパターンも使います。メリットとして、ボトムを広範囲にテンポよくサーチすることができ、水深20〜30mの深い水深にも対応可能。デメリットとしては、ボトム周辺を探るので岩礁地帯の場合は根掛かりが多い点です。
水深が浅いエリアでは鉄板素材以外のプラスチック型バイブレーションもフォールスピードがスローになって釣りやすいのでオススメです。