メバリングでPEライン、またはエステルラインを使用する際には、根ズレ対策のためのリーダーが必要だ。その号数、長さ、結束方法を紹介したい。
(アイキャッチ画像提供:WEBライター・井上海生)
結束は3.5ノット
最後に、ノットだ。PEライン、エステルラインとリーダーの結束。これは、「3.5ノット」という結束を推奨する。このノット、とても簡単な上、結束強度も強い。
まず、本線とリーダーを10cm程度舐めて合わせて、輪を作る。そこにリーダー・本線を合わせた端線を三回くぐらせ、最後に本線だけもう一度くぐらせ、締め込む。そして端線をラインカッターで切る(1.5mm程度残すと強度が高くなる)。これでOKだ。
3.5ノットの注意点としては、必ずくぐらせる回数を3.5回にとどめること。これ以上にしてもこれ以下にしても、著しく結束強度が落ちる。手で軽く引っ張っても切れたりする。
途中で何回くぐらせたかわからなくなったら、もう一度最初からやり直そう。慣れたら簡単なノットなので、横着せずにきとんと結ぼう。もちろん、ノット時は邪魔な風に背を向けることは鉄則だ。
擦れを都度確認
メバルは数を釣っていると、リーダーがどんどんボロボロになってくる。スナップを使っていても、そんなにかわらない。ストラクチャーに擦って、割とラインの上の方までモロくなっていることがあるので、触ってザラザラしていたり、見た感じでもうボロボロになっているのが分かったら、すぐにもう一度新しいリーダーを結束し直そう。
<井上海生/TSURINEWS・WEBライター>